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フウライノシレン
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風来のシレンとは、チュンソフト(現:スパイク・チュンソフト)が開発しているローグライクゲームである。

販売は別のメーカーが担当することが多い。

シレンとコッパシレンとコッパ

概要

トルネコの大冒険』の後に発売された「不思議のダンジョンシリーズ・第二弾。
ドラゴンクエスト外伝的位置付けであるトルネコシリーズべて、全体的なイメージ和風パンおにぎりになっているなど)である。
今作に登場したダンジョン内の店、NPCなどの要素はトルネコ逆輸入された。
当初は『トルネコ』は一般向け、『シレン』はヘビユーザー向けに開発されていたらしいが、SFC以降はプレイステーション系統にトルネコを、任天堂ハードにシレンを供給している。
セガハードDC)ではアスカ役となった他、WindowsPSPでは移植版が出るなど例外はある。

初代SFC版はその高い完成度から多数の中者を生み出し(伊集院光もその1人である)、日本ローグライクを根付かせた存在で、日本ローグライクを名乗るゲームには寧ろシレンライクであるものも多い。
昨今のローグライク定義の広がり(ローグライト)に対して言えば、大幅に拡されてはいるものの根幹部分はローグの性質をほぼ全に残している狭義のローグライクの典である。

主なキャラクター

シリーズ 括弧内は発売機種

不思議のダンジョン2 風来のシレン(SFC,DS,VC)

1995年12月1日スーパーファミコンで発売された風来のシレン元祖作品(※以下『初代』で表記する)。
後にWiiバーチャルコンソール(VC)に移植版、ニンテンドーDSリメイク版が登場した。

テーブルマウンテンの頂上にあると言われる黄金郷と、黄金コンドルを探し出すのが的。

ダンジョンは全部で4つ。DS版はダンジョンが4つ(ただし実質3つ)追加され、アイテムが一部変更になっていたり、新モンスターが追加、調整され、既存のモンスターにもLv4が追加された。
一般には、SFC版の方が敵の攻撃力が高く、その代わりの防御力を少し上げてしまえば、どんな敵の攻撃も大概1ダメージに抑えてしまいやすい。一方、DS版の方はLv4がある分だけLv1あたりの攻撃力上昇割合が緩やかになったが、代わりに特殊攻撃が強力であるとされる。その他、SFC版では分裂の特定アイテムがそろうと好きなアイテムを容易に無限増殖できてしまう仕様開発者によりわざと残されたが、DS版では分裂のが消滅、またSFC版での便利アイテムやまびこ」が多少弱体化した「プリズム」と「ゲイズの」に機分割されるなどの調整が施されている。総合すると、全体的にDS版のほうが大人しめのバランスになっている。

以降のシリーズではあまり類を見ない、「対処法がい、純アイテム破壊系モンスター」が存在し、SFCからいる「畠荒らし系」(落ちているアイテム雑草に変え、高Lvではシレンの持ち物も雑草化)と、DSで追加された「カラカラペンペン系」(シレンの持ち物を破壊、次のフロアまで外れない)の2体がいる。

実質的に『トルネコ』の後継作品であり、チュンソフト自体がドラクエに関わりが深かった事からアイテム、SE、タイトル画面後のメニュー画面等にその名残が見られた。

2012年10月5日チュンソフトSFC版/WiiVC移植版「初代シレン」のみではあるが、niconico上での利用を許諾。公式動画投稿生放送二次創作を行えるようになった。
詳しくは『不思議のダンジョン2 風来のシレン』の利用宣言exit_nicocommonsへ。

個別記事はこちら。⇒「不思議のダンジョン2 風来のシレン

風来のシレンGB 月影村の怪物(GB,WIN,DoCoMo,Android)

1996年11月22日ゲームボーイで発売された、携帯ゲーム機用のシレンでは初の作品。物語時系列上では『初代』の後。

シレンが旅の途中に立ち寄った「月影村」で、そのを襲う怪物オロチ」を退治するのが的。

ゲームボーイカラーには未対応。容量が少ないためダンジョンが2つしかなかったり、最終ダンジョンが全99Fでなく50Fまでだったり、モンスターの横にレベル数字で表記されていたりするが、フェイの問題はSFCの全50問どころか全100問まで増えており、面さは変わらない。この作品のみ、トルネコ1と同じようにクリア後にダンジョンを自力で引き返さなければならず、加わった連れをモンスターに倒されないように護衛しながらまで帰還しないと、冒険クリアにならない。
また、ハードの制約上4ボタンで全てを操作しなければならないため、操作はやや難儀。

後にWindows移植され、さらに「インターネット版」もダウンロード販売された。グラフィックシステムSFC版と同様のものに引き上げられ、SFC版とほぼ同じ感覚でプレイできる。ただし、SFC版にあったモンスターは存在しない。インターネットの強みもあり、鍛えた装備を持ち込むことができ最初から強い敵が出現する「試しり」、一切の武器を装備せず素手で立ち向かう「クロンの拳」など個性的な新ダンジョンが多数追加、来救助隊やフェイの問題自作などのシステムも追加された。ただし2006年をもってダウンロード販売やダンジョン配信などのサービスが全て終了、公式ページも消滅したため、現在Win版の入手は極めて困難となっている。

2011年5月27日よりAndroidでも配信された。こちらは著作権の問題からか音楽がすべて差し替えられている。
スマートフォンの性質上すべてタッチ操作な上、横持ちに対応していないので操作はやや厳しい。

攻略本ネタ1 攻略本ネタ2 攻略本ネタ3

個別記事はこちら。⇒「風来のシレンGB 月影村の怪物

風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!(N64)

2000年9月27日Nintendo64で発売。シレンがまだ10歳のころの物語で、時系列上では最も昔となる。アスカ(13歳)も初登場。

ナタネを襲うを退治する為、防衛拠点のおを建設し、敵の根鬼ヶ島攻略することが的。

ストーリー上は鬼ヶ島開通まで15F程度の同じダンジョンを何度も繰り返し登ることになる。最初のダンジョンが初級・中級・上級と段階を踏んでおり難易度が分かりやすいので 初心者にも勧めやすい作品。それでいてクリア後は特別ダンジョン・やりこみ要素が多く、シレンシリーズの中でも評判が良い。

本作品で、装備品の合成に初めて「印」の概念が登場。力のある装備を片っ端から合成していけば最強になれた従来とは異なり、合成できる数の限界や同一印重ねがけなどが発生し、取捨選択に幅が広がった。また、装備と装備以外のアイテム合成する「異種合成」もこの作品から。白紙の巻物を合成に使って印を拡するか、 普通に読む用に取っておくかといった駆け引きが楽しい。ある装備に特定の印の並びをえて合成したり鍛えたりすると 別の武具に進化する「特殊合成」といった隠し要素に、装備品コレクション棚、飾り、もののけ王など、冒険の役に立つ立たないに関わらずハマれる要素がいっぱい。

新追加システムはおおむねプレイヤーにとって有利で強力な仕様が多く、難易度は低めであるとされる。

個別記事はこちら⇒「風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!

風来のシレンGB2 砂漠の魔城(GBC,DS)

2001年7月27日に発売された、GBシリーズ第二段。ゲームボーイカラー専用ソフトになりグラフィックも向上した。時系列上は『4』の後の物語

過酷な砂漠の旅路で行き倒れたシレンが、砂漠の城の警備兵によっていきなり地下に閉じ込められてしまう、という最初からクライマックスな展開で物語が始まる。囚われたシレンだったが、のお様に助けられてそこから脱出することに成功。砂漠逃げ延びたシレンは、そのに住んでいる領突然の異変について調べることになる…。
今作より、初めて救助システムが搭載された。

シリーズで最も難しいダンジョンとまで言われる「下一ワナ会」、初代のダンジョンをさらに発展させた「トンファンの」など特殊ダンジョンも充実。さらに今作から、以後のシリーズにも受け継がれる"逃げダンジョン"の先駆「洞窟」が登場。初期配置の運とテクニック両方がいとクリアできない新たな難易度賛否両論を呼んだ。また、初代SFC版で旅仲間として登場した「ペケジ」と「お」も再登場する。

後にに、DS向けにリメイクされた「風来のシレンDS2 砂漠の魔城」が発売された。
DS2』というのは言いえて妙で、こちらは先のシレンDS同様のSFCグラフィックの上に、GB2の内容をフルリメイクしたことで、結果的に2に近いシステムになった、という独特の様相を呈している。
GBゆえに不全だったシステムグラフィックSFC相当になり、テンポの改善、敵の性変更(LV4の追加など)がされている。
しかし「下一ワナ会」のワナ仕様GB2とDS2とで全く違うものと化していること、DS2では1度くすと二度と手に入らなくなった武器があること、悪魔とまで言われた「コクワガッター系」モンスターの特技が大幅弱化していること、逆にひまガッパ系が強化されている等、変更点に注意しなくてはいけない。

GB2版には、進行上致命的なバグが幾つか発生する。

救助システムパスワード伝達、無限コンボなど救済要素はこれまた多いため、N64同様、難易度は低めとされる。
こちらも初プレイ入門作としては良い。

個別記事もあるよ!⇒「風来のシレンGB2 砂漠の魔城

風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!(DC,WIN)

2002年2月7日ドリームキャストで発売。アスカ役の外伝作で、シレンは一切出てこない。

旅の途中に「」に立ち寄ったアスカが、訳がありシレンと一時別れて旅をしていたコッパと再会。 コッパと共に、このを苦しめる忍者軍団と、軍をから操る存在に挑む。

ダンジョンが豊富。Windows版は長らくオンラインサービスをやっていたためダンジョン異常に多く(現在オフライン対応パッチプレイできる) やりこみ要素もたっぷりでシレンシリーズの中でも完成度は非常に高く、シリーズファンからはシレン2と並ぶ評価を受けている。
ゲームバランスは良好だが、難易度は一番最初の「初級」ダンジョンが既にN64版の「上級」に相当するほどであり初心者には厳しい。シリーズ経験者向けである。

オンラインサービスが終了して以降、一時期新品で数百円まで値段が下がったが、PeerCastでの実況配信やニコニコでのプレイ動画人気となり価格が反転上昇した。

Window10対応化パッチもしくは移植が望まれている作品の1つでもある。

個別記事はこちら⇒「風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」を参照。

風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫(Wii,PSP)

2008年6月8日Wiiで発売。Wiiリモコンヌンチャククラシックコントローラに対応。時系列上はシリーズで最も後である。

久しぶりに都に来たシレンとコッパは、シレンの叔父剣術師匠でもある「センセー」と再会。そこでシレンたちはセンセーから伝説の屋敷「からくり屋敷」の「」とされるものを見せられる。新たな冒険をめ、シレンの旅が再び始まる。

2000年発売のシレン2から久しぶりの続編。新しい試みを多く導入した作品となっていて、本編ではダンジョンで倒れてもレベル継続(トルネコ3などで採用されている。従来のレベル1から始まるダンジョンも用意されている)、難易度イージーでは倒れてもアイテムが半分残る、シレン以外にもセンセーアスカを操作できる、両手持ち武器二刀流装備が可(キャラクターによる)など、さまざまな新システムが導入されている。
Wi-Fi通信にも対応し、救助をめたり、Wi-Fi番付を競ったり、新たなダンジョンダウンロードができる。

実質的な不思議ダンジョン前作ともいえるトルネコ3の要素をさらに発展させたともいえる本作だが、元々トルネコ3レベル引継ぎ制を初めとしたシステム面の大幅変更は評価が高かった要素とも言えず、その結果として本作は全に賛否両論。ただそれ以上にトルネコ3(PS2版)でも不評だったテンポの悪さがより悪化しており、そのまで含めて黒歴史扱いする人もいる。クリア後のダンジョンや新録されたBGMの評価は較的高いため、システム面やストーリーダンジョンの調整に問題があったとも言える。

PSP移植版は初のPS系シレン。追加ダンジョンの他に、バランス底的に練り直した(公式)とのことだが、Wii版もプレイした人によると「どこが変わったのかわからない」らしく、公式サイトにもどうバランス調整したかは書いていない。

個別記事はこちら⇒「風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫

不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ(DS,PSP)

2010年2月25日ニンテンドーDSで発売されたシリーズ4作。南のカヒタン舞台時系列上はGB1の直後である。

ゆえか、メイン食料が従来のおにぎりからバナナに変更された。一応、おにぎりも登場する。

従来のレベルリセット形式に戻る。多くのダンジョン内でがあり、になると技を使って戦うことになる他、装備品が成長する、力がアップするオーラったモンスターが登場するなどの新要素がある。
また、装備品にタグを付けておくと倒れても高確率で戻って来る、の中身が上画面に表示される、図鑑機があるためアイテムの命名がしやすいなど遊びやすくなる工夫がなされている。
最大HPが高くなるほど、ターン経過での自然回復が遅くなるという特徴がある。闇に回復系のバカ飲みして最大値を上げたり、高レベルモンスター狩り一気にLvとHPを上げたりしても、必ずしも先の展開が楽になるとは限らない(今までの常套手段が通用しない)。ST異常力が多量追加されて強くなり、逆に力は細分化されて弱くなっているなど、新要素よりも細かい仕様調整のほうに過去作との差異があり、今までとは違った戦略が要される。

ビジュアル面では、洞窟より建物や屋外のマップが多く、モンスターも1~2頭身のものが多いなど雰囲気は明るい。

PSP版はほぼベタ移植だが、クリア後のダンジョンの追加やバグ修正などが行われている。

個別記事はこちら⇒「風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ

風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス(DS,PSVita,Switch,Steam)

2010年12月9日に発売されたシリーズ5作。山イノリの里が舞台時系列上はGB2の後である。

砂漠での冒険の後、またしても世界中を冒険し続けていたシレンたちは人里離れた山の中でとあるを見つけた。

その若者のジロきちと不治の病に倒れたおユウに出会う。ジロきちはおユウ運命を変えるためにフォーチュンタワーし、シレンたちもジロきちの後を追うこととなった。このジロきちをは倒れても墓になってその階に踏みとどまり回復アイテムを投げると復活するが、ジロきちが墓のままだとそれ以上上の階に上れず(その状態で階段を上がるとへ帰れる)もう一回その階へいくと再会できるという性質がある。そのため、ジロきちを復活させながらタワーの頂上まで押し上げるのが今回の的となる。

前作の発売から10ヶも経っていないのはシレン4開発してる途中から制作を始めたらしい。
そのため、根本的な見たシステム全な4系列であり、DSの上画面で仲間NPCのLv、HPが確認できるようになったり、覚醒システムが新たに加わった等、5とはいうものの4の追加調整版としての意味合いが強い。
細かいインターフェイスがさらに改良されており、特に図鑑機が大幅に強化され、冒険中値段等をいつでも確認することができる上、今回の冒険での識別や命名の未/既まで確認できる。Switch/Steam版でさらなるUI調整の際、一部のニコニコ/実況プレイユーザーには既視感のある配信者向けUI話題にもなった。
自重しない図鑑説明(新規書き下ろし)やそっくりどうぐなどのネタ要素のほか、新種具といわれるひとつのアイテムに複数の効果を持たせることのできる要素も登場。
今作ではモードで2人で協力・対戦プレイが追加された。

DS版以降の『Plus』は機移植といっても差し支えなく、中でも大量の追加ダンジョン玉となっている。特にチュートリアルさえクリアしてしまえば、ストーリーダンジョンクリア前からほとんどの追加ダンジョンプレイになる。追加ダンジョン難易度移植前からあるもっと不思議ダンジョン以上の難しさといわれるものから、簡単にクリアできるものまで広くっている。PSVita版はアップデートすれば、Switch/Steam版は最初から追加ダンジョンに関してはほぼプレイになるが、追加ダンジョンではストーリーダンジョンだと拾えない強力なアイテムが入手しやすいため、クリアした際のアイテムストーリーダンジョンに持ち込むとバランスが崩壊するため注意。

個別記事はこちら⇒「風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス

風来のシレン6 とぐろ島探検録(Switch、steam)

2024年1月25日発売予定のシリーズ6作時系列順では『GB1』の後で『3』より前の物語ナンバリングタイトルとしては約14年ぶりの新作となっている。いたるところに海賊のお宝が隠されているうえ、最部いる怪物の中には、とびっきりのお宝が眠っているという「とぐろ島」が舞台

原点回帰」をコンセプトに、昨今の作品で拡され複雑化した部分をいったん2アスカ時代あたりまで元に戻し、いくつかの新しいシステムを追加している。UIも昨今のローグライクと同等の利便性に進化した。
また、不思議のダンジョン醍醐味は毎回異なるドラマが生まれることであるとして、持ち込み不可を前提・中心にバランスがとられており、普通に冒険するだけでレアアイテムでもどんどん拾うことが可な一方、敵の単純火力がかなり凄まじいため、スリリングなバランスとなっている。

新要素としては、性が強化された装備が稀に落ちている「神器」、内に希に存在し中に入るとレアアイテムや有用アイテムが手に入るボーナスロア「願いのほこら」、リアルタイムによる時間制限でアイテム等が出現する「熱狂の祭り」など、ランダム性が高い一方でプレイヤー一方的に有利という要素が多く、毎回違った冒険が楽しめる。
そんな中で一任意で使えるのが、満腹度150以上にするとデブ化してHPや攻撃力が上昇しも掘れるが不動状態になる「ドスコイ状態」で、これをどう使うかが重要となる。

14年ぶりの新作でありがなら、システムを取捨選択して不思議のダンジョンの面さを追求したと言える作品が突如登場することとなり、高評価な作品となっている。
システムが昨今の作品としてはシンプルかつ、もっと不思議のダンジョン(持ち込み不可99F)の難易度普通クリアするだけなら較的低いため、不思議のダンジョンが初めてという人にもおすすめできる。

個別記事はこちら⇒「風来のシレン6 とぐろ島探検録

風来のシレンmobile

携帯電話向け風来のシレンアプリ。利用料金は315円~で配信キャリアDoCoMoAUSoftbank
ほとんどの端末でコンテンツどれかは利用可だが、登録前に必ず利用端末の対応状況を確認すること

DoCoMoのシレンシリーズタイトル数でも容量でも一番充実しており、装備合成・印システムダンジョンのお店健在など、携帯アプリとあなどるなかれ、ボリュームは既にSFC初代をも上回るほどである。

ただ、機種によってダンジョンの店システムが存在しなかったり、がまだ存在しなかったり、Lvアップシステムが存在しなかったり(マムルがあなぐらマムル進化せず、マムルLv2になる等)、初心者向けレベル継続版が存在したりと、ダウンロードしたタイトルごとにかなり仕様が異なるので注意。

携帯電話でのボタン操作となるため、ナナメ移動やアイテム投げなど、操作性はある意味GB版時代より独特。

アイテムのパロディネタ

シリーズを通して、登場するアイテムの一部にはチュンソフトの作品名にちなんだアイテムが存在する。
いずれもサウンドノベルタイトルが元になっている。『』は存在しなかった…。
一覧は以下の通りである。

アイテム パロディ 種類 効果
弟切草 弟切草 飲むとHP回復する。
かまいたち かまいたちの夜 武器 前方3方向に攻撃できる。
忌火起草 忌火起草

飲むとに入ってる物を除いた手持ちの全てのアイテムが封印状態になる。
生物に当てると封印状態になる。
ロージョ種に当てるとレベルが上がる。

四二鉢 428
〜封鎖された渋谷で〜
や敵に投げつけると爆発する。

音楽

シレン4まで作曲にはドラゴンクエストシリーズでお染みのすぎやまこういちが関わっていた。
これは元々チュンソフトドラゴンクエスト開発に携わっていたことに起因する。

BGMゲームに劣らず定評があり、ゲーム世界観同様に和風BGM立つ。
ダンジョンBGMシレン2までは初代のBGMの使い回しがだった。そのため、人気の高いBGMSFC版のものに多い傾向にある。GB2あたりから使い回しは減少するが、4からはでのダンジョン過去BGMが使われるようになっている。

シレン5ではSFC版シレンで編曲を担当し、後々のシリーズですぎやまと共に作曲を担当していた松尾早人作曲を行った。そのためか5では4まで定番であったトップメニュー画面時のBGM「憩いの町」が変更になったり、更にはシレンがレベルアップした時の「一本締め」も変更されるなど定番BGM入れ替わりが行われた。

ピコカキコ タイトル
3234
風来のシレンGB タイトル画面
5088
風来のシレンGB メニュー画面
3317
杉並の旧街道 GB風アレンジ
7341
さびれた坑道 (風来のシレン2)
14835
ガラスの宿(風来のシレン など)

シリーズ以外

シレン・モンスターズ NETSAL(GBA)

シレンキャラクターフットサルを題材としたスポーツゲーム

シリーズとは世界観が大きく異なり、現代にシレンシリーズに登場するモンスター仲間)が共存しており、来人や不思議のダンジョンゲーム中に出てこないというになっている。そのモンスター仲間)同士で行われるサッカーに似た競技が「ネットサル」である。ネットサルの選手のことを「サルトーレ」と呼ぶ。

しかし実態はフットサルとは似て非なるゲームであり、試合中に相手選手に石を投げつけて気絶させたり、催眠術を掛けて洗脳したり、焼きおにぎりにして食べちゃったりしても全くお咎めし。更にキャプテン翼ばりの必殺シュートワープ分身といった常軌を逸した技が存在し、挙句の果てには「1ゴールで3得点は当たり前、1ゴール5得点」というようなルールがある。

しかし従来のサッカーフットサルの様な高度な戦術は必要とされないため、サッカーフットサルに疎い人でも簡単に楽しめる利点があり、慣れるとサルトーレの特殊力や必殺技でいかにして突破口を開くかを考えさせられるという楽しみ方もある。
プレイヤーが5選手から成るチーム監督となり、サルトーレ達を育てるというモードも存在する。

設定や世界各地のクラブチームに所属するサルトーレ名前など、実在する団体や人物のパロディが多い。
また、普段見る事が出来ないモンスター達の性格を垣間見る事が出来る数少ない作品である。

個別記事はこちら⇒「シレン・モンスターズ NETSAL

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初代~5

GB、アスカ

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風来のシレン

1693 ななしのよっしん
2025/02/24(月) 09:37:22 ID: OAZWBZ+1Mt
今回の反だと7はいつかあるかもしれない
4→5みたいな短い間隔だと新規にきつかったりさすがにすぐ飽きられるのは製作も理解してるだろうし
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1694 ななしのよっしん
2025/02/27(木) 08:43:28 ID: t7N7CxK49r
おもしろさでは明確に5>6なのに世間では間違った評価も見かけて悲しい…
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1695 ななしのよっしん
2025/02/27(木) 11:21:44 ID: ZUqqa9QDiU
違う評価を見かける時点で明確じゃないのでは…?
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1696 ななしのよっしん
2025/02/27(木) 12:35:46 ID: do+0A+a3DQ
番外編シナリオでいいから
深いダンジョンで迷ってたらトルネコに遭遇して
一悶着とかやって欲しい
うまくスクエニをそそのかそう!
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1697 ななしのよっしん
2025/02/28(金) 00:56:32 ID: VpQwLCfK4h
>>1694
自分がした判断に何の根拠もないし示せないのに自身が絶対に正しいと言えるのは正直ヤバイ

参考までに言うと、5はあらゆる意味で要素がとっ散らかりすぎていて全体的にまとまりがないという問題を抱えてて、6ではその辺をスリム化したことも評価されている
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1698 ななしのよっしん
2025/03/06(木) 01:14:25 ID: r08axcCEA/
「1(SFC)や2やGB1こそがシレンだ」と思う人々の要望に6は存分に応えてるけど
5から後が長すぎたから
「4や5こそがシレンだ」(秩序に追加された要素もひっくるめて、最初からそれがシレンそのものだと思っている等)という人々も少なくないことは、想像に難くない
そもそも5の近年の伸びのおかげで6が出せたわけだし

ただ結局は廃人御用達のゲームなので
5以降のゲーマーよりは、シリーズ全体を経験してきた(まんま2のリアルタイムとかいう意味じゃなく)ゲーマーが結局は多数として支えていて
それらの人々の間で過去シリーズ中好評だった要素を重視する、という開発判断は妥当
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1699 ななしのよっしん
2025/03/15(土) 18:13:52 ID: VpQwLCfK4h
ところで、どなたか「・神髄」の記事を作って下さいませんか
全くが立たないんで書きようがないんです
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1700 ななしのよっしん
2025/03/17(月) 21:22:51 ID: r08axcCEA/
>>1699
普通シレン6掲示板で聞いてきた方が人がいるのでは…
というかノーマル神髄の語り場となってる6の掲示板誤爆かもしれないけど
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1701 ななしのよっしん
2025/03/26(水) 21:07:29 ID: Qb46yRGuEg
シレン「2」が最高ってが多いし、実際そうだと思う

シリーズの中では難易度は低いけど、やり込み要素が充実していていて、同じダンジョンでも何度も潜りたくなる要素が本当に多かった

トルネコシリーズも「3」はバランスをちゃんと調整してくれていれば神ゲーになったと思っていたし

チュンも何を勘違いしたのか簡悔要素とかストーリーとかテンポの悪さ(3D処理の複雑さが原因だろうけど)、DSとか「3」以降、間違った方向性に突っ走ったのが不味かったなって思う

既に「5」で終わったと思ってのに、最近「6」が出たのが本当に奇跡に近いと思ってたし
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1702 ななしのよっしん
2025/03/26(水) 22:49:27 ID: do+0A+a3DQ
簡悔とは何ぞやと思ったらお染みの概念だった
なおかつ震とされる所を通ったことがあるのだった
でもってさらにそれ自体はガセだったとは複雑…
難しいのを何とか突破する事は面さの一要素で
シレン本質もそこにあるのだろう
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