稲葉百万鉄とは、ニコニコ動画およびYouTubeで実況プレイ動画を投稿しているゲーム実況プレイヤーである。
概要
2008年11月、ニコニコ動画においてゲーム実況者デビュー。2009年にはゲーム実況者グループ「ボルゾイ企画」を立ち上げ、当時は「ふひきー」という名前で活動をしていた。
2011年5月、ボルゾイ企画とは別に個人名義での活動を開始。この頃は「レインボ一発」を始めとする複数の名前を実況シリーズごとに使い分け、決まった呼称を持たないようにしていた。ボルゾイ企画の方は同年12月に解散。
2015年には新たなゲーム実況者グループ「西美濃八十八人衆」を立ち上げ、グループ活動の際は「稲葉百万鉄」という名義で活動をしていた。その後、とある理由により前述の名義変更様式を撤廃、全ての活動名義を稲葉百万鉄に統一した。(※詳細は後述)
私生活
既婚者。奥さんが嫌がりそうなDVD(北野武や深作欣二の映画など)を見ながら一緒にご飯を食べるというよく分からない行為に走り、結果自分としても苦痛になるという意味不明な事態を招いたことがある。
また、やりもしないのに様々なゲームを大量に買い込んでしまうため(所謂積みゲー)、奥さんに「やらないんだったら買わないでよ」と怒られたことがある。それでも新たにゲームを買ったり、収録機材の新調のために万単位の支出をするため、友人も入れた会食の場でも奥さんは少々怒っていたという。
ちなみに録音機器の新調のために自身の分と友人であるがみ氏の分のマイクやスタンドなどを2つ購入したのだが、がみ氏曰く「元々部屋が広くないのに(マイクスタンドが)業務用の扇風機くらいの幅を2つも取っているからそりゃ怒られる」とのこと。
呼称問題および名義統一に関して
※クリックで展開
詳細
旧来は「ふひきー」名義で活動してきた氏だが、2011年以降の活動では実況のシリーズ毎に投稿者名を変更し、多数の名義を使い分けるという特殊な様式をとっていた。この時期に使用された名義は以下の通り。
この間、ボルゾイ企画の「ふひきー」としての氏と「レインボ一発」以降の氏の関係は明確にはされず、正体は秘密めいたものにされていた。この方針により旧来の視聴者からは擬態の新人というネタ的な扱いをされていたのだが、過去の活動をどう扱うべきかや、変わらず「ふひきー」と呼ぶコメントに対し「ふひきーって誰だよ」「別の実況者の名前出すな」などのネタから過剰に反応するコメントなども増え、動画上や本大百科掲示板上でしばしば論争が起こった。
そんな折、2015年7月に氏が自身の活動を整理する目的で、下記動画が投稿された。
視聴者に混乱を招いてると感じた氏は改めて自身の過去の活動を振り返り、混乱を収めるべく投稿者名に関してのこれまでの様式を撤廃。今後の活動を全て「稲葉百万鉄」名義で統一することを発表した。
主な理由として、「名前関連で訳が分からないことになっていると感じ、自身でそう感じているということは視聴者側には殊更そう感じさせてしまっているので、スッキリさせたい」「(コメント等を)傍目から見て明らかに混乱していると感じ、実状に則した形でやるのが一番良いと思った」などが挙げられた。
視聴者からの呼称については、「投稿時の名前は今後一応統一しますが、特にこだわりがあってそうしているわけでもないので、何と呼んでいただいても結構です」とのことである。
ちなみにこの「稲葉百万鉄」という名前は、戦国時代の武将であり西美濃三人衆の1人「稲葉良通」こと「稲葉一鉄」が元ネタと思われる。また、2011年以降からユーザープロフィール画像に一貫して使用していたプロレスラーの藤波辰爾氏の写真を、今回の名義変更を機に信長の野望における稲葉良通の顔グラへと変更した。
余談・その他
- 小学生の頃は周囲から「恐竜博士」と呼ばれていたほどの恐竜好きであり、ゲーム中に恐竜および恐竜型のキャラクターが登場すると並々ならぬ反応を見せる。長く複雑な恐竜名もスラスラと言い、ものの例えに恐竜を用いることもある。ただし、本人曰く「そこまでではない」「大百科の上の方に書かれるほど(恐竜博士)ではない」「普通なのよ!」とのこと。[2]
- また三国志好きであり、ボルゾイ企画時代から武将や知将の名前、史実を恐竜以上に引用したり話題に挙げたりする。高校時代は世界史のテストで3年間学年1位[3]を守り、センター試験でも世界史で100点[4]を取るなど相当得意だったようだ。大学では西洋史学を学んでいた[5]らしい。
- ちなみに昆虫はカマキリが一番好きとのこと。 [6]
実況プレイ動画のシリーズ一覧
本項では稲葉百万鉄氏が個人名義で投稿している動画を紹介しています。
2008年から2011年までのグループ名義の動画についてはこちらを参照 → ボルゾイ企画
2015年から現在までのグループ名義の動画についてはこちらを参照 → 西美濃八十八人衆
ジャンル別一覧
RPG・シミュレーション
メダロット シリーズ
『メダロットR』実況におけるレインボ一発氏
メダロットシリーズのゲームは初プレイだが、氏の卓越したセンスが遺憾なく発揮された。独特なネーミングセンスの他、使用メダロットに対するファッションセンスは目を見張るものがあり、気まぐれと悪意閃きにより、メダロット達が徐々におぞましいめざましい変貌を遂げてゆくのが動画の見どころの一つである。女性キャラクターのおっぱいに目がない。好みのタイプはアリカのお母さん・カリンちゃん。
「外伝」と題して、ゲストにピンクアガリクス吉崎ことぞの氏と対戦した動画も投稿された。
『メダロット弐CORE』実況における虹野イッパツ氏
ナツメが開発、イマジニアより発売のGB・カラー共通RPG『メダロット2』のリメイク作品であるGBA用RPG『メダロット弐CORE』の実況プレイ。
主人公の名前こそメダロットRと同じだが、デストルーパーからゴッドトルーパーへと進化(?)した相棒をはじめ、抜群のネーミングセンスは今作でも健在。メダロットRにて好みのタイプであったアリカママは今作ではモブキャラ。イッパツ氏の嘆きは隠せない。本作は箱・説明書付きで19000円のプレミア価格のものを購入したため、奥さんに叱られたらしい。
『メダロット3』実況における虹野イッパツ氏
GBC専用RPG『メダロット3』の実況プレイ。メダロットシリーズとしては三度目の実況プレイ。『弐CORE』実況以来の再登場となった虹野イッパツ氏が、新たな相棒「オメガトルーパー」と共に、シリーズ最高スケールの世界を冒険する。
とある理由でGBAに縁が無かったという氏だが、GBCもかなり未開拓だったらしい。逆転裁判に引き続き、白黒の思い出をカラーで塗り替える旅が続く。今回も「外伝」と題して、ゲストとしてがみ氏やぞの氏を招いた略奪対戦パートが投稿された。
『メダロット4』実況における稲葉百万鉄氏
2020年にイマジニアから発売された『メダロットクラシックスプラス カブトVer.』より、『メダロット4(2001年・GBC)』を実況プレイ。
ワンダープロジェクトJ シリーズ
『ワンダープロジェクトJ』実況における破裏拳どん兵衛氏
エニックス(現:スクウェア・エニックス)より発売されたSFC用育成SLG『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』の実況プレイ。 今回も抜群のネーミングセンスに陰りは見られない。 機械の少年を溺愛する親馬鹿な一面を見せる一方、「(躾が)ゲームでこんなに難しいなら…」と、現実での教育の難しさについて考える場面も見られた。 真EDのスタッフロール中に、今作の感想の他に自身の実況スタイルや私生活についても語っている。
『ワンダープロジェクトJ2』実況における破裏拳どん兵衛氏
エニックス(現:スクウェア・エニックス)より発売されたニンテンドウ64用育成SLG『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』の実況プレイ。
今回は新たな人格は登場せず、『ワンダープロジェクトJ』の実況を行った破裏拳どん兵衛氏がカムバックした。 今作の機械の少女と同年代の少女達(ローザ・サリー・ヒルダ)に対し当初は中二病様々な名の烙印を押したが、後に友となりお近付きの印としてとある侮辱的な素敵なあだ名を授ける優しさを見せた。
パラサイト・イヴ
『パラサイト・イヴ』実況におけるタイガー・ジェット・ペロ氏
瀬名秀明の小説『パラサイト・イヴ』を原作とした、スクウェア(現:スクウェア・エニックス)より発売のPS用シネマティックRPG『パラサイト・イヴ』の実況プレイ。
プレイヤーの名前を変更できるのだが、本実況ではどこかで聞いたような命名をする。恐竜博士の異名の通り、博物館のシーンで恐竜が登場した際にはその豊富な知識を熱く語っている。
剣神ドラゴンクエスト
スクウェア・エニックスより発売された体感ゲームマシン『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』の実況プレイ。名義統一後の初実況であり、本シリーズ以降の名義は全て「稲葉百万鉄」となっている。
ドラクエシリーズは3と10などを多少プレイした程度で、あとは4コママンガ劇場の知識しかないとのこと。本ゲームはアレフガルドが舞台なので、実質DQ1のストーリーをプレイすることになる。メダロットもRからプレイした稲葉らしい選択かもしれない。金で買った中古の伝説の剣(状態:良い)を手にりゅうおう打倒を目指す。ただし収録環境の影響か剣の反応はあまり良くない。
後に様々なゲームキャラにつけているイナババという名前が誕生したシリーズでもある。左スライドおじさんと剣の師匠ベガに教わった剣技で襲いかかってくる敵をなぎ倒していくが、イナババは仲間とパーティーを組んで冒険したかったようだ。残念ながらDQ1(とこのゲーム)の戦闘は最後までソロプレイである。イナババは女僧侶や女賢者の幻覚を見ながら超武技-滅-を振るい、汗をしぶきつつ肩で息をするのだった。
「修行編」と題した特別編では、過ぎ去りし時にこのゲームをやり込んだ友人のがみ氏が「ベガ先生」と名乗りゲスト出演した。また、後日職場で休憩中のがみ氏に(許諾の上で)電凸を行う場面も収録されている。
ストーリー本編の壮絶な展開に一時は感情を失いかけたイナババだったが、メダル王からもらったとある言葉に高揚を隠せない。なお、その後のまさかすぎる展開はある意味伝説になった。
最低だ、俺・・・
俺の屍を越えてゆけ
アルファ・システムが開発、ソニー・コンピュータエンターテイメントより発売のRPG「俺の屍を越えてゆけ」初代PS版の実況プレイ。
平安時代をベースとした独特の世界観やキャラクターが織り成す長編RPGに、戦国武将の名をパロった肖った稲葉百万鉄氏が挑む。本ゲームはかなりの長編RPGのためか、(実況)プレイ動画などにおいて完走率が低いゲームであり、それを踏まえ稲葉氏は「(動画投稿期間は)1年越しを覚悟している」と語る。 今作は主人公などの名前を自分で決められる。つまりどういうことかと言うと、言うまでもないということである。
このゲームは交神(交配)による代重ねにより一族を強くしていくシステムから「人間ダビスタ」などと呼ばれている。RPGと育成のハイブリッドゲームであるため、稲葉氏向きなゲームと言えるかもしれない。 当初描いていた一族の計画はとある事故により、初代の時点で頓挫してしまう。それでも狭い家と出撃メンバーをやりくりし、誰一人死なせることなく無事完走した。
ポケットモンスター スカーレット
2022年発売の『ポケットモンスター スカーレット』を実況プレイ。
序章
以前からPokémon Sleepをやり込んでいた稲葉だが、金銀より後のシリーズ作品は未プレイのため「知らないポケモンが追加されても心から喜べない」という悩みを抱えていたらしい。そこで地元でポケモン博士をやっているぞのきど博士に相談。最新作の本作で、まだ見ぬポケモンを知る旅へ出ることにした。ぞのきど博士はバイオレット版を再プレイし、イナババをサポートしてくれる。
メインストーリー
オレンジアカデミーの生徒として勉学に励む。課外授業ではパルデア地方を巡り、様々なポケモンを仲間にしている。主なミッションはジム挑戦、スター団殲滅、秘伝スパイス集めの3つ。座学ではわざと質問に間違え、先生の反応を観察する嫌な感じの生徒である。
ストーリーが進むたびに、ぞのきど博士と合流することにしている。ポケモンバトル・交換のほか、かくれんぼやテラレイドバトルに挑戦するなどマルチプレイを堪能しているようだ。合流するたびにゲームの新情報を少しずつ教えてくれる博士の気遣いには氏も感嘆するほどであった。
博士からもらった各地の推奨レベルを参考にジム、スター団アジト、ヌシポケモンを順調に攻略。part67~68にて四天王に挑み、part69でトップチャンピオン・オモダカを破りついにパルデアチャンピオンとなった。
金銀はプレイ済みとのことだったが、相当な年月が経っているためか覚えていない金銀出身ポケモンも散見された。パルデア新規ポケモン以外でも進化後の姿に驚いたり、全然関係ないポケモンを御三家だと思ったりと、しばらくポケモンに触れていなかった人ならではのプレイと言える。
part8で捕まえたバネブー「ブタポポーン」を特に気に入っており、ニコニコ動画では2024年8月頃から氏のユーザーアイコンになっているほか、本編でも何かとバトルに出してやられていた。part39ではブーピッグに進化させず、バネブーのままで育てることを決意する。(この時サトシのピカチュウを引き合いに出しているが、ピカチュウが進化していないのはピカチュウ自身の意志であり、アニメでのサトシはピカチュウを進化させようとしたこともある)育成の甲斐あってか四天王戦では相手のポケモンを自力で2体も倒したり、ライバル・ネモ戦でもルガルガンの攻撃を気合いで2度も耐えたりと絆LOVEパワーを発揮し、名シーンメーカーに成長(?)している。オージャの湖で進化しそうになったpart61では分身の術(!?)を披露している。今作のバネブーはかげぶんしんを覚えないようだが……。part53ではバネブーを愛する同士に出会った。「俺やん!!? 俺がいる!?」
レジェンドルートではペットを飼う者としてペパーと相棒・マフィティフの関係に相当思うところがあったようだ。マフィティフの回復を喜ぶペパーを見て、蛮族の目にも涙が浮かんだ。
そのほかpart20では海で出会ったモデルのナミコを自分の姉扱いする。→俺の姉さんシリーズ
また数学のタイム先生がなぜか命中率信者になっている。タイム先生「命中率90はカス!」(part58の動画説明文)
エリアゼロ~クリア後の世界
ひでんスパイスを集める過程で力を取り戻しつつあったコライドン。特別篇Ⅺ・Ⅻでぞのきど博士の試練を突破したイナババは、ペパーの母、オーリム博士の指示でパルデアの大穴・エリアゼロへと向かうことになる。
最終決戦ではブタポポーンがパラドックスポケモンを撃破するなど予想外の活躍を見せた。part76で無事エンディングを迎え、感想回を挟んだ後は災厄ポケモンの解放・捕獲と学校最強大会に着手する。その後は追加DLC『ゼロの秘宝』篇に進むことになる。
捕まえたポケモンたち
サウンドノベル
TRUE REMEMBRANCE
『TRUE REMEMBRANCE-remake-』における月亭かいわれマンゴスチン氏
「里見しば」氏制作のフリーサウンドノベル『TRUE REMEMBRANCE』の実況プレイ。彼がこのゲームの実況プレイ動画を投稿するのは今回で2度目であり、2009年1月以来6年ぶりの再プレイである。目黒?いえ、知らない子ですね。
以前のプレイはゲーム実況を始めて間もない頃であり、本人にとって技術的な面での未熟さが目立つ悔いの残るものであったらしい。再チャレンジの機会を伺っていたが、結局6年もの月日が流れてしまった。実況者(名)は単発実況以来となる月亭かいわれマンゴスチン氏。虹野イッパツ名義の『メダロット3』と同時進行となったため、投稿期間中が投稿者名が交互に変更されるなどの混乱が見られた。終盤では変更が面倒になったのか「虹野イッパツ 或いは 月亭KMC」表記になり、これがキッカケとなり後の名義統一に踏み出した。
本編公開終了後、本アカウントで彼と縁の深いあのゲームぶりとなるくだまきが公開された。そこでは以前のプレイ時の気持ちについてや本ゲームの3DS版について、また、あの頃と現在との私生活の変化などを語り、最後に彼の口から明かされた意外な真実は旧来からのファンに「運命」という言葉を思い出させた。
隣の異界
対象
瞳の中のアビス
クサリモノ
君の瞳はサンダーボルト殺人事件
カオスなフリーサウンドノベル『君の瞳はサンダーボルト殺人事件』を実況プレイ。8年ぶりのプレイということもあって当時の記憶をほぼ忘れており、当時と同じようなリアクションをしている場面も見られる。また各バッドエンドを回収しながら進めているため、初回プレイの時には見られなかった選択肢を八年越しに見ることができる。
8年前の実況はこちら▼
ドキドキ文芸部
チーム・サルバトによるフリービジュアルノベル『ドキドキ文芸部!』の実況プレイ。このゲームは12歳以下のプレイが制限されているほか、ゲーム内には非常にショッキングなシーンもあるため十分注意したうえでご視聴ください。
実は某友人のお誕生日企画としてプレイさせる予定だった。しかし当の友人がすでにこのゲームのことを知っていたため、泣く泣く(?)自分でプレイすることに。とはいえ二人でプレイしても微妙な結果になっていたことが予想され、一人でプレイしてよかったと感想回で語っている。なお収録開始から投稿までに期間があった関係で日本語訳は少し古いものになっている模様。
稲葉本人はロマサガ3的な世界観をイメージしていたようだが、舞台は日本の高校である。最初は普通の学園ものゲームとして主に服線伏線を中心に楽しんでいたが、中盤ではゲームの仕掛けてくる演出におびえたり、某友人にひけをとらない悲鳴をあげたりするさまを見ることができる。最終的には泣きながらTwitterアカウントをフォローするほどのジャストモニカおじさんと化してしまった。
学校であった怖い話
1995年にバンプレストから発売された『学校であった怖い話』をWii UのVCで実況プレイ。現名義ではおそらく初の毎日投稿に挑戦した。
新聞部の1年生として七不思議の取材をするという設定で、夜の部室に集まった6人から話を聞いていく。語り手の独白形式によって語られる怪談は選択肢によってシナリオの展開が変わるのはもちろん、語り手の設定までも変わりうる豊富なストーリーを有していて、氏も動画内や感想回で何度も感嘆していた。特に一番最初に聞いた新堂1話に登場する吉岡の話は適度な長さの分岐が非常に多く、動画の尺つなぎ用に吉岡がリリーフ投手よろしく連投を重ねる姿が見られた。なお吉岡の分岐を見終わった後は、新堂5話の大倉をリリーフに起用していた。新堂投手コーチ「スポーツはいいぞ」
晦-つきこもり
1996年にバンプレストから発売された『晦-つきこもり』をWiiUのVCで実況プレイ。以前プレイした『学校であった怖い話』のシリーズ続編にあたる。
祖母の七回忌に集まった親戚たちと怖い話をするというシチュエーション。前作の怪談にはなかった学校以外を舞台にした話もあり、親戚たちが直接体験した話も前作以上に多い印象を受ける。
前作に並ぶようなクオリティの高い話もあるものの、なぜか前作のある人物が何度も登場したり、登場する親戚たちが軒並みやべーやつだったり、話している間やたらと当惑しまくる人がいたりと、前作に比べると微妙な点が目についてしまうこともある。舞台設定やゲームシステムも同じような作りになっているが故に、続編としての難しさを感じる作品だと感想回で語っていた。特にこれの続編は・・・ただしシナリオの中にはある語り手から聞いた話が隠しシナリオで別の人物によって語られて真相が判明するものがあるなど、いい意味で予想できないシナリオになっている。
アクション・アドベンチャーなど
どつぼちゃん
『どつぼちゃん』実況における鉄腕ズーバー氏
ユニバース開発によるPS用ゲーム『世界一ツイてない女 どつぼちゃん』の実況プレイ。結婚式を控えた綾小路家の娘、どつぼに降りかかる災難を風水で回避しようというのがゲームのテーマだが、降りかかる災難は風水で解決できるのか怪しいものも多く、ツッコミどころ満載のカオスなゲームになっている。しかも無駄に難しいミニゲームが多く登場し、苦戦しているズーバー氏が見受けられる。非常に愉快大変そうである。本人曰く「御爺様が一番お気に入りです」(part3主コメより)
ことある毎に「今なら風水の話できるやん!」と言った感じで登場し風水チェックを求めてくる風ちゃんには氏も辟易しているようで、彼が出てくる度に「かわいくないねぇ」と言うようになってしまった。←ちょっと待った!(デンデンデン)
逆転裁判
『逆転裁判』実況における東十条キャノン太氏
カプコンより発売されたGBA用AVG『逆転裁判』を実況プレイ・・・する予定だったが、当ゲームが権利者削除されやすいタイトルであることから投稿を中止。権利者による申し立てはまだされていないもの、動画を全て削除してしまうと投コメ等も見られなくなり経緯説明が出来なくなってしまうため、ゲームの第一話分だけは残している。この件を受けてお詫び動画を投稿し、自らに罰ゲームを課す事を発表。視聴者から意見を募集した。
余談だが、本人は今回のプレイで逆転裁判シリーズにドハマりしたらしく、Part1を投稿した時には既に3までクリア済みだった上、更には逆転裁判のスピンオフ作品である逆転検事までプレイしていたという。
I WANNA BE A GAMI
『I WANNA BE A GAMI』実況における東十条キャノン太氏
broly氏による、ボルゾイ企画のためだけに作られたRPGツクール製オリジナルゲーム『I WANNA BE A GAMI』を前述の罰ゲーム企画として実況プレイ。
元々は数年前に、視聴者が制作したゲームを某友人と共にプレイするという企画を行った際に応募されてきたゲームの1つ。いわゆる死にゲーであり非常に高難度であるため、当時はクリアする事が出来ず動画化されないまま埋もれてしまっていたタイトルである。ゲーム名に強い抵抗を感じるらしく自発的にプレイする事が躊躇われていたが、罰ゲームには相応しいということで挑戦することになった。過去の旧作にまつわるネタが多く取り入れられているゲームなので、往年のファンなら楽しめる事請け合い。
To the Moon
Freebird GamesのRPGツクール製ゲーム『To The Moon』の実況プレイ。
近未来を舞台に、妻と死別し昏睡状態にある夫の叶えられなかった願いを仮想の世界で叶える……というのがゲームのあらすじ。あらすじを読んだだけで「あっ…好き」となるほど琴線に触れたゲームらしく、プレイする前からきっと泣くだろうな、とも予想していた。
夫婦のストーリーということもあり、既婚者の稲葉にはダイレクトに刺さったようだ。part3にして早くも涙を見せてしまうほど、夫に感情移入しているさまがうかがえる。あまりにも早すぎるぞ。終盤のシーンでは(泣きすぎて)無言カットが何度も入るなど、自らの予想通り号泣。感想回では実況プレイ史上一番泣いたかもしれないというレベルだと語っている。続編についても何度か言及があるため、日本語訳が出ればプレイするかもしれないとのこと。
鈴木爆発
2000年にエニックスから発売された『鈴木爆発』の実況プレイ。謎の女性「鈴木」が謎の爆弾を解体するカオスでシュールなゲームだが、高校時代このゲームを推しまくっていた友人がいたらしい。稲葉氏曰く「爆弾より鈴木さんのほうが怖い」
「先に失敗パターンを見てから自力で解体した方が稲葉レベルがあがる」という考えでプレイしているが、初見のギミックなどに時折苦戦してあたふたすることも。ちなみに初回の爆弾で関東一円が吹き飛んだこともあってか、その後の解体失敗時には過激な演出を求めるようになってしまった。ヤバキチ!
グノーシア
SF人狼ゲーム『グノーシア』のSwitch版を実況プレイ。宇宙船に紛れ込んだ「グノーシア」と呼ばれる存在を議論によって排除していくゲーム。稲葉自身は人狼のプレイ経験は無いそうだが、詳細なチュートリアルもありそこまで戸惑いなくプレイできたようだ。
当初はステータスをかわいげに全振りした「かわいげの鬼」として始めたが、会話の主導権を握れないあとグノーシア役が壊滅的ことから方針を転換。他のステータスにも振った上でかわいげを重視する「かわいげの虎」としてプレイすることにした。
人狼パートも各キャラの個性が出ていて完成度が高いが、同じ時間軸をループする中でのストーリーや伏線の回収が凄まじく、最終盤は稲葉氏も感心しきりだった。宇宙船でのループから脱出するためにグノーシアの排除を繰り返すわけだが、本人はストーリーを終わらせずにずっとループしていたいと発言するなど、登場人物たちにかなり愛着を抱いていたようだ。
florence
オーストラリア発のインディーゲーム『florence』の実況プレイ。25歳の女性 フローレンス・ヨーの人生の物語をたどるゲームで、恋人のクリシュとフローレンスの恋愛がストーリーの中心となっている。
ゲーム内にセリフはほとんど登場しないが、イラストの動きや色による演出に様々な意味を見いだす稲葉氏を見ることができる。また稲葉本人は感動して泣いたことはいろいろあるが、悲しくて泣いたのは初めてかもしれないと動画内で語っていた。
Inscryption
2021年のSteamアワードにもノミネートされた『Inscryption』を実況プレイ。
ローグライクカードゲームの様相をしているが謎解きや脱出ゲームの側面も備えており、小屋の中にいる謎の人物と1対1で行うTRPGの様でもある、という非常に不思議なゲーム。ダークな雰囲気とデッキを強化しても負けたら最初からやり直しという状況で行われるカードゲームには、何度もやりたくなる中毒性がある。小屋の中でカードゲームを繰り返すことで隠された真実に近づくことができるが、相手をしてくれる謎の人物に愛着を持ってしまった稲葉はまたしても(?)彼らとこのまま永遠にカードゲームをし続けたいと願っていた。
なお稲葉自身は考察勢ではないので、このゲームに隠された秘密についてはわずかに触れる程度にとどまっている。普通にプレイするだけではたどり着けない要素もたくさんあり、動画内ですべてを明らかにしているわけではない。知りたい人はぜひプレイして確かめてほしい。
Coffee Talk シリーズ
インドネシアのインディースタジオによるゲーム『Coffee Talk』を実況プレイ。ドット絵で描かれる2020年のシアトルを舞台に、誇り高きバリスタ・イナババがコーヒーショップを経営する。
現実世界のシアトルとは違い、オーガやエルフ、人狼や吸血鬼など様々な種族が客として店を訪れる。作中では異種族間の争いは過去のものとなっているようだが、開店前に読むことのできる新聞「The Evening Whispers」には多種族のいる世界ならではの問題が紙面にあがることも多く、種族間の差別や偏見がなくなったというわけではないようだ。
プレイヤーは来店した客の注文に応えて飲み物を作って提供し、彼らの話を聞いていく。イナババはお絵描きができる!ということでラテアートのできるメニューを注文して欲しかったようだが、常連たちはなぜか一度ラテアートの飲み物を経験するとその後は頼まなくなる傾向にあり、イナババは残念がっていた。自称印象派によるラテアートは一見の価値あり。
2023年には続編となる『Coffee Talk Episode 2:Hibiscus & Butterfly』をプレイしている。
その他
どうぶつの森e+
任天堂から2003年に発売された『どうぶつの森e+』を、どうぶつの森シリーズ自体が初見の稲葉氏が実況プレイ。
詳細は「ズッポシ村」の記事が詳しい。300partを超えるシリーズは約6年の歳月をかけ無事完結。以降は年末に新年カウントダウン動画が投稿されている。
汚泥の底
汚泥の底(単発実況)における月亭かいわれマンゴスチン氏ほか
ワンダープロジェクトJ2の実況を貯め録りしてる最中に風邪をひいてしまい、ゲーム実況が進まなくなってしまったのでとりあえず単発実況を投稿してお茶を濁そうという策略の際に産まれたマイリスト。風邪を引いた原因は働き過ぎらしく、決しておっさんになったから治りが遅いわけではない。「HOME ALONE」や「シルバニアファミリー4」の実況では常に鼻声であり、途中鼻をかんだりしている。
ワンダープロジェクトJ2の投稿が終わった後はしばらく動きがなかったが、その後もカオスな単発ものを中心に動画が追加されている。
マリオパーティ5
『マリオパーティ5』実況における飛駆鳥パーティ大好き大将軍氏
ハドソンとシーエイプロダクションが開発、任天堂より発売のパーティゲーム『マリオパーティ5』の実況プレイ。「飛駆鳥パーティ大好き大将軍」「がみ」「ぞの」の3名が、初見の中和気藹々とパーティ対戦を行う。
動画投稿者がぞの氏のため、タイトルや投稿者文が非常にハイセンスなものとなっている。ちなみに飛駆鳥パーティ大好き大将軍という名前は、ぞの氏発案の実況プレイでないと登場しないらしい。
splatoon
任天堂より発売されたWiiU専用アクションSTG『splatoon』の実況プレイ。
「稲葉百万鉄」「がみ」「ぞの」の3名が、Skypeの会議通話で実況しつつ、公募で集ったユーザーと3vs3の対戦プレイを主に行う。本ゲームは基本的に4vs4が主流のため稲葉氏ら側も4人チームとしての企画を考えていたのだが、候補であったとある4人目が“喜ばしい諸事情”により参加が出来ないため、やむなく3人チームとしての企画に落ち着いた。
3人チームとしての企画に落ち着いたものの、稲葉氏は元々4vs4より3vs3のバトルの方が最後まで勝敗が決まりづらく楽しめると感じており、また、チームを組むにあたり自分達と同様に3人までしか集まらないユーザーも居ると思われるため、この実況シリーズによって「みんな!3人タッグは楽しいぞ!」ということを伝えていき、3人チーム人口を増やしていこうという目標を掲げている。また、あわよくばこの実況シリーズが任天堂の目に留まり、3チーム制のマッチングシステムを検討・導入してもらえないかという期待も含まれている。
本実況シリーズのコンセプトや、メンバーのゲーム内で使用しているキャラ名・現在のステータス・役割紹介などを纏めたルール動画が投稿されているので、「激闘FILE」と題したバトル本編動画を視聴する前にそちらの動画の視聴を推奨。また、がみが本ゲーム自体のルールを解説した初心者動画も投稿されている。
本実況シリーズのルール説明動画でも言われているが、「(稲葉氏らのウデマエを考慮した上)対戦してもいいよという都合の良い方」を公募している。対戦動画は内容が盛り上がった場合にのみ投稿される予定であり、対戦相手側のユーザーの動画投稿については個人の自由となっている。
公募は時折ぞの氏のTwitterで行われる。詳細な募集要項は「AZBデビルモンゴウズ」
コミュニティを参照。
まとめマイリスト
実況プレイ以外の動画
画展
PCのペイントツールで描いた絵をスライドショー形式で纏めた動画。ゲーム実況動画の最終回と共に、そのゲームに登場したキャラの絵を描いて投稿するのが恒例となっている。稀に「ゲリラ画展」と称し、実況プレイとは関係のないテーマの動画が投稿されることもある。
なぜか全てのイラストの背景が全く同じ色で統一されているため、サムネイルを一目見れば分かるようになっている。この記事内にある多くのマイリストの左上が緑色っぽいのはそのためである。
関連項目
外部リンク
各活動早見表 | ||
---|---|---|
グループ実況 | 個人実況 | |
![]() 2008~2011 |
![]() 2015~活動中 |
|
ふひきー | 稲葉百万鉄 | ![]() |
がみ | がみ | ![]() |
くわさん | ─ | ─ |
ぞの | ぞの(ゲスト) | ![]() |
脚注
- *◆どうぶつの森e+ 実況プレイ◆part4
のガリガリにプロフィールを伝えるシーンより
- *【ニンテンドーeショップ】◆西美濃eショップパトロールクラブ◆part17
より
- *◆ポケモンスカーレット 実況プレイ◆part36
- *西美濃クイズゲーム研究会◆クイズ$ミリオネア◆実況プレイ動画その1
- *◆ポケモンスカーレット 実況プレイ◆part11
- *◆メダロット弐CORE 実況プレイ◆part10
より
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 愛飢男
- アニィボウ
- AfterO'Clock
- あまくだり
- いい大人達(ゲーム実況者)
- 1-0カミ
- うなづき
- ゲツエイ
- 紅紫
- 再起と言う名の伸縮自在
- さと。
- サンタサン
- sinnzi
- ジーコ(ゲーム実況者)
- すかぶー
- チーム・ワカメ大王
- なのそん
- にゅーとん(実況プレイヤー)
- ねねし
- 柊みゅう
- ふぉる
- マキロン〇
- ミドリカゼ
- 宮澤キャメックス
- yasu eva
- Y(・U・)T
- ルヒネ
- れえる
- ろうそく(実況プレイヤー)
- ロバート(実況プレイヤー)
- ro-bin
- w@ame
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551 / ぷな / 塩猫 / マメツブ@.com / ゲスト / massu- / 焚火 / ギルBB / 天振屋
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