ザ・ワールド・イズ・マイン単語

ザワールドイズマイン

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ザ・ワールド・イズ・マインとは、

である。ここでは1.について記載する。

概要

ボク　チカラ欲しかった

抗うな。受け入れろ。すべては繋がっている。

モンとトシという二人組の殺人鬼と、謎の巨大生物「ヒグマドン」が巻き起こす騒動に関わる人々の生きざまと死にざまを描いたバイオレンスな群像劇で、同時期に連載されていた『殺し屋1』とともにカルト的な人気を持ち、著名人にもファンが多い。

2006年にはエンターブレインから、大幅な加筆修正を加えた『真説ザ・ワールド・イズ・マイン』が出版された。

深作欣二による実写映画化の企画があったが、彼の死去に伴い立ち消えとなった。

大阪で郵便局員として働いていたパソコンと爆弾づくりが趣味の三隅俊也は、ある夜、ツルハシでタンクローリーを爆破し暴走族を壊滅させた謎の男を目にする。

一種の恋に落ちた彼は、奇跡的に再会した謎の男にぬいぐるみを買い与え、「モン」と名付けると、自分が爆弾を持っていることを明かす。

その後、本能のままに暴力を振るい続けるモンと漠然と力を欲していたトシは爆弾の大量生産をはじめ、各地で爆破テロを繰り返す。

同時期、隕石と共に謎の怪獣が出現し……

モン: 鬼神と称される、祈りたくなるような瞳を持つ謎多き野生児。モンというのはトシが名付けた呼び名で、本名は不明。
三隅俊也: 通称トシ。年齢23歳。身長 165 cm。色白で女装が似合う。郵便局員をしていたところ、暴走族を壊滅させるモンを目撃し、再会した後は自分が爆弾をつくっていることを明かし、行動を共にするようになる。
阿倍野マリア: 大館市に住む女子高生。わけあってモンとトシの殺戮道中に同行させられる。
ヒグマドン: 隕石とともに現れた怪獣。どんどん体が膨張してゆく。
塩見純一: 青森県警本部長一課長。手を旗のように慌ただしく動かす癖がある。
由利勘平: 内閣総理大臣。夢見るリアリスト。下戸。
薬師寺善治: 警察庁警備局公安3課課長補佐。狂犬の異名通りヨダレが凄い。
星野隆之: 飴細工みたいな目の新聞記者。34歳。思ったことを口に出さず手帳にメモる習性を持つ。
飯島猛: 生きながらに伝説と呼ばれるハンター。72歳。
浜喜多初江: 武器の密輸などを手掛けていた老婆。
ダグウッド・ヘイズ: 傲慢なアメリカ合衆国大統領。妻が選挙中の狙撃で流産してしまたっため、テロリストを強く憎悪する。