学園アイドルマスター単語

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ガクエンアイドルマスター

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君と出会い、夢に翔ける

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学園アイドルマスターとは、バンダイナムコエンターテインメントによるゲームシリーズ及びメディアミックス「アイドルマスター」シリーズのブランドの一つであり、同名のアイドルプロデュースゲーム作品である。

概要

2023年 7月25日の「アイドルマスター 18周年生配信～18th Anniversary Colorful P@rty!!!!!～」の最後に、企画立ち上げから約5年が経過したアイドルマスターシリーズの6つ目のブランドの存在と、そのアプリゲームが小美野日出文をプロデューサーとして制作中であることが発表された。2024年 2月26日には、ティザーPVが公開され、「『アイドルマスター』シリーズ「新ブランドアプリゲーム発表生配信」」が2024年 3月5日に行われることが発表された。

3月5日の配信ではアイドルの名前と設定が全9人中3人公開され、残りの6人については3月13日から4月17日まで毎週水曜日に行われた「初星学園 HR」において1人ずつ公開された。

4月28日のニコニコ超会議2024に"「学園アイドルマスター」初星学園オープンキャンパス"として参加し、この際に「ライバルアイドル」のキャストなどが発表された。

5月1日には楽曲の詳細等が、5月8日にはゲームシステムの詳細等が発表された。

2024年 5月16日には、QualiArtsの開発によるアプリゲームがリリースされた。

名称は初めての人にも親しんでもらいたいという意図からシンプルなものを選んだとしている。略称は「学マス」。

ブランドカラーはオレンジで、ブランドロゴは2匹のハチドリとなっている。

なお2Dアニメーションでのオープニングアニメも制作されている。制作はSUNRISE BEYOND（現：バンダイナムコフィルムワークス）であり、サンライズ系としてはアイドルマスターゼノグラシア以来の制作関与となっている。

設定

主人公であるプロデューサーは国内最大規模のアイドル養成学校である初星学園のプロデューサー科に所属しており、アイドル科に所属する生徒をスカウトし、レッスンや授業を通してアイドルに育てることを目標とする。

学園長挨拶

わしは十王邦夫。
この初星学園の学園長じゃ。

おぬしが入学する
この学園には、アイドル科──

すなわち、トップアイドルを
育てるための学び舎がある。

アイドル科の生徒をスカウトし、
立派なアイドルに育てるのが、
おぬしの仕事というわけじゃ。

――そう。
おぬしは学園の生徒であると同時に、
アイドルを導き育てるプロデューサーでもあるッ！
優秀なプロデューサー候補生を、
さらに強化育成する場。
それこそが ― ―我が校が推進する
『プロデューサー科』制度なのじゃ！

ふむ……数多の難関を突破し、
わしの前に立っているおぬしには……
いまさらな話であったな。
プロデューサー！
おぬしの活躍に、期待しておるぞ！

十王邦夫■

※公式サイトより

登場人物・キャスト

プロデュース対象アイドル

全11人。


キャラクター名	声優	解説
花海咲季はなみさき	長月ながつきあおい	入学試験首席の新入生。負けず嫌いな元アスリートで、幼少期から物覚えがうまく何でも上手にこなす神童だった。
月村手毬つきむらてまり	小鹿おじかなお	中等部No.1ユニットと謳われていた「SyngUp!」の元メンバー。クールでストイックな皮肉屋に見えて、甘えん坊・怠け者・トラブルメーカーという極端な二面性を持つ。
藤田ふじたことね	飯田いいだヒカル	一発逆転の為に「お金を稼げるアイドル」を夢見ているがめつい女の子。成績も自己評価も低いが、かわいい顔には自信がある。
有村麻央ありむらまお	七瀬ななせつむぎ	カッコいいアイドルを目指す元子役。アイドル科の寮長で面倒見がよく、後輩からは小さな王子様(リトルプリンス)として慕われている。
葛城かつらぎリーリヤ	花岩香奈はないわかな	海外出身の新入生。自信が無さそうに見えるがかなりの努力家でアイドルへの憧れは本物。親友の清夏とは一緒にステージに立つ約束をしている。
倉本千奈くらもとちな	伊藤舞音いとうまお	甘やかされて育った天真爛漫な生粋のお嬢様。「立派なアイドル」を夢見て初星学園の門戸を叩いたが、その実力は本人曰く全校生徒中最下位だという。
紫雲清夏しうんすみか	湊みなとみや	授業やレッスンをサボる不真面目なギャル。おちゃらけた態度ではあるが、元気で明るく、誰とでも仲良くなれる気質は彼女の魅力。
篠澤広しのさわひろ	川村玲奈かわむられいな	ミステリアスな雰囲気漂う天才少女。アイドルを目指した理由は「いちばんわたしに向いてなさそうだから」
姫崎莉波ひめさきりなみ	薄井友里うすいゆり	大人びた雰囲気のある3年生。面倒見のいい寮のみんなのお姉さん。
花海佑芽はなみうめ	松田彩音まつだあやね	咲季の妹で補欠入学の新入生。最大の目標でありライバルでもある咲季の献身的なサポートによりアイドルの才能を開花させていく。
十王星南じゅうおうせな	陽高真白ひたかましろ	学園一のアイドルと称される初星学園の生徒会長。邦夫の孫娘で、幼少期から英才教育を受けているエリート。アイドルの才能を見抜く特技がありことねの事を目にかけている。

プロデュース非対象アイドル


キャラクター名	声優	解説
秦谷美鈴はたやみすず	春咲暖はるさきのん	SyngUp!の元メンバー。マイペースなのんびり屋。自他ともに優しく、相手の世話焼き甘やかすのが好き。親友の手毬を妹や娘の様に大事にしている。
雨夜燕あまやつばめ	天音あまねゆかり	初星学園生徒会副会長。学園No.2のアイドル。実力相応のプライドを持ち、尊大な態度を取る。自分にも他人にも厳しいが、面倒見は良い。

極月学園のアイドル


キャラクター名	声優	解説
賀陽燐羽かやりんは	浅見香月あさみかづき	SyngUp!の元メンバー解散後、手毬や美鈴とは絶交しているらしい。初星学園の特待生として1年3組に所属していたが、961プロ移籍と同時に退学、極月学園へ転校した。
藍井撫子あおいなでしこ	若井友希わかいゆうき	極月学園の1年生。容姿に圧倒的な自信を持っており、裕福な実家の力を活用し、多くのファンを獲得している。四音を「お姉さま」と慕っている。
白草四音しらくさしおん	田中美海たなかみなみ	極月学園の1年生。普段は物腰柔らかだが、猫を被っていて本性は冷徹にして残忍。アイドルは成り上がるための手段で、ファンを道具としか考えていない。
白草月花しらくさげっか	芹澤優せりざわゆう	極月学園の3年生。すでにトップアイドルと名高く、現在はアメリカを中心に活躍中。無駄を嫌い、大抵の人間に興味がない。

その他


キャラクター名	声優	解説
十王邦夫じゅうおうくにお	大塚明夫おおつかあきお	初星学園の学園長。
根緒亜紗里ねおあさり	古賀葵こがあおい	初星学園の教授。気さくで優しい咲季たちのクラスの担任。
真城優ましろゆう	村田綾香むらたあやか	初星学園放送部の部長。
プロデューサー	-	プレイヤーの分身となるプロデューサー科の生徒。
はつみちゃん	若井友希わかいゆうき	初星学園の非公認マスコット。
Voトレーナーボーカルトレーナー	田中美海たなかみなみ	Vo担当のトレーナー。
Daトレーナーダンストレーナー	若井友希わかいゆうき	Da担当のトレーナー。
Viトレーナービジュアルトレーナー	芹澤優せりざわゆう	Vi担当のトレーナー。

ゲームシステム

初星学園でアイドルをプロデュースし、条件をクリアすることでアイドルとの親愛度やプロデューサーLvが上昇、各種コミュが解放されたり、次回のプロデュースに有利な効果が得られる。

プロデュースは所謂”ローグライトデッキ構築”のカードゲームスタイルで進行する。

基本となるのはレッスンで、これはカードを駆使し、所定のターン以内にスコアを稼ぐことで、そのスコアに応じてアイドルのパラメーターが成長するという形になっている。カードは体力を消費して使用するシステムであり、スコアを出しつつも、体力を管理する能力が求められる。体力消費を軽減する「元気」を活用するのも大事となる早い話シールド。

それ以外にも、相談や授業、お出かけ等様々な要素があり、最適なスケジュールを選んで、体力を管理しつつ、アイドルのパラメーターを伸ばし、より強力なデッキを構築していく。プロデュースの中間および最後には試験やオーディションがあり、構築したデッキで高いスコアに挑む…というのが一連の流れである。

特にプロデューサーLvで解放されるシステムやスキルが多く、アイドルとプロデューサーが共に経験を積んで成長していくことが本作の特徴となっている。

プロデュース

アイドルのタイプはプロデュースの方向性を示す「センス」,「ロジック」,「アノマリー」の3つのプランに分かれている。また同じプランの中でもアイドル毎にオススメの効果が設定されており、レッスンや試験での戦法が変わってくる。

センス

パラメータやスコアの上昇値を一定ターン1.5倍にする「好調」と、数値の分だけ上昇値を増やす「集中」を活用するプラン。「好調型」と「集中型」に分かれているものの、他プランと異なり、2つの違いは曖昧。PLvが上がるにつれて、集中と好調の双方が重要になってくる。

好調型

「好調」を維持して上昇値が大きいアクティブスキルでコンスタントに打点を稼ぐオーソドックス型。好調の倍率は1.5倍と低いため、ただ好調を維持するだけでは終盤に逆転されることもある。そのため、多少は「集中」も積み重ねる必要がある。

PLvが上がると、残りの好調ターンに応じて、更に倍率を上げるバフ「絶好調」が解禁される。好調を維持しつつも、集中を積み重ね、絶好調をかけた上でたたみかけるといった立ち回りが、高難易度では重要になってくる。

集中型

「集中」を積み重ねてターンが進むほど上昇値を上げていく後半勝負型。とはいえ、先述した通り好調型との違いは曖昧で、集中を積み重ねるだけではなく、好調を維持していくことも重要になる。

高難易度での立ち回りは好調型と一緒。

ロジック

ターン終了時に数値の分だけ打点が発生する「好印象」と、数値の分だけ元気の増加量が増える「やる気」を活用するプラン。こちらは「好印象型」と「やる気型」で全く立ち回りが異なる。

好印象型

毎ターン、数字の分だけスコアが上がるバフ「好印象」を積み重ねていくコツコツ型。好印象はターン終了時に減衰していくため、序盤は好印象をどんどん上げていく必要がある。終盤には好印象の○%スコア上昇といった効果のスキルカードを用いて、追加でスコアを稼いでいくのが基本の流れ。

レッスンで使える小技として、「好印象」で上昇するパラメータだけでパーフェクトが計算出来る場合、スキルを使わずに「スキップ」でターンを飛ばした方が体力が節約できることがある。

やる気型

元気の増加量を増やすバフ「やる気」を積み重ね、やる気と元気を貯めまくってから、元気の○%分スコア上昇というカードを終盤に用いて、一気に打点を稼ぐロマン砲型。

ギャンブル性が高く手札事故のリスクが高いが、ラスト1ターンの破壊力は随一。

アノマリー

指針を切り替えて戦うプラン。指針には「強気」「温存」「全力」があり、強気⇄温存の切り替えを基本とする「強気型」と、全力⇄温存の切り替えを基本とする「全力型」がある。2つの型の分かれ具合はセンスとロジックの中間程度。

指針を適宜切り替えることで、少ない準備で高いスコアを出すことができるが、センス・ロジックと違ってバフを積み上げた分だけスコアが上がるわけでは無く、終盤での爆発力は劣る。ようは短距離走型。

強気型

パラメーター上昇量も体力消費量も増える指針「強気」と上昇量も消費量も減る指針「温存」の切り替えを活用する。温存→強気の切り替え時には、カード使用可能回数が+1されるため、強気と温存をひたすら切り替えるのが立ち回りの基本となる。

好調の1.5倍に比べて、強気の倍率は2倍と高いため、序盤から打点を出すことができるが、強気型にはセンスの「集中」に相当する効果が無いため、打点を徐々に高めていくことが難しい。指針切り替えによって手数を確保する、条件を満たすとカードのパラメーターが上昇する効果「成長」を活用する、あるいは後述するもう一つの指針「全力」も交えていくなどの工夫をすることが、高難易度攻略の鍵となる。

全力型

全力値というバフを10貯めると、次のターンにはスコア上昇量が3倍になる指針「全力」になる。温存から全力への切り替えを活用するのが全力型である。

一部のスキルカード等を用いると、特定のスキルカードを「保留」に移動することができる。保留に入ったスキルカードは、全力になると手札に入る。全力になるとカード使用数が+1されるので、強力なカードを保留しつつ全力値を貯め、全力で畳み掛けるのが全力型の基本である。

全力はターン終了時に解除されるため、常に全力でいることはできない。温存→強気の切り替えも行いつつ、準備が整ったところで上手く全力に入ることができれば、高いスコアを出すことができるだろう。

楽曲

バンダイナムコエンターテインメント内のレーベル、ASOBINOTESが楽曲を担当する。ソロ曲が中心となるが、「初」などの全体曲も存在する。

詳細は「学園アイドルマスターの楽曲」参照。

インスト音源

公式よりインスト音源の配布がされているので、利用規約を必ず確認の上、創作活動に利用することができる。また、今後配信される楽曲についても、随時配布フォルダをアップデートすることがアナウンスされている。

ライブ

学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR
学園アイドルマスター The 1st Period Spotl ight Star / Harmony Star

漫画

学園アイドルマスター GOLD RUSH
学園アイドルマスターコミックアンソロジー
学園アイドルマスターコミックアンソロジー Side Sense
学園アイドルマスターコミックアンソロジー Side Logic

配信番組

「アイドルマスター」シリーズ「新ブランドアプリゲーム発表生配信」でアイドル3人の情報が公開された後のアプリゲーム配信前は、毎週水曜日に残りのアイドルの情報を公開していく初星学園 HRを6回行ったことに加え、単発的な配信が複数回行われた。アプリゲーム配信後も単発的企画に加え、復活した初星学園 HRが新情報の公開時に行われ、Apple Music オリジナルラジオ番組「初星学園音楽部」も公開されている。

8月28日からは毎週水曜日に「初星学園放送部」がASOBI CHANNELにて配信されている。

クレジット

太字はニコニコ大百科に記事のある人物。コンポーザーは3月5日に発表された人のみ。

シナリオ

伏見つかさ
志瑞祐
雨宮和希

キャラクター原案

南野あき
へちま

コンポーザー

制作プロデューサー

本作のプロデューサーは3人体制であり、アイドルの担当も3人で分かれている。花海佑芽担当も情報が確認できてないけどいるはず。

小美野日出文…プロデューサー。全体統括、藤田ことね・紫雲清夏・葛城リーリヤ・有村麻央担当
山本亮…アシスタントプロデューサー。ゲーム内容、花海咲季・十王星南担当
佐藤大地…アシスタントプロデューサー。音楽、月村手毬・姫崎莉波・篠澤広・倉本千奈・秦谷美鈴担当

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