足立レイとは、みさいる氏による等身大美少女ロボット制作プロジェクトおよびそのロボット名である。
ロボットの構成要素製作に伴い、キャラクターとしての設定も用意されている他、歌声合成ソフト「UTAU」用に足立レイの音源も製作されている。また、喋りを目的にした音源製作を目指し、株式会社エーアイのAITalkを活用した「レプリボイス(Replivoice) 」クラウドファンディングも開始。無事成立し、2021年10月23日から音声合成ソフトの一種として製品の一般販売も行われている。
前身の等身大初音ミクロボット
「初 音 ミ ク は 現 実 じ ゃ な い?そんなぁあああ!!いやぁぁあああ!ゲキド街ぃいい!!この!ちきしょー!やめてやる!!」
「え!?…ボーカル・アンドロイド?アンドロイドってロボ? 初音ミク=ロボット!?」
「現実にいないなら、作ればいいんだっっ!!!」
こうして、ロボット製作による初音ミク実体化計画が始まった、何事も初めが肝心である。
ミクからオリジナルキャラクターへ
初音ミク実体化計画から始まった等身大ロボットは第三世代機の開発へと移行、ロボットとしての動作機能に加え、歌唱や遠隔操縦、自立歩行などの発展要素を備えた機体を目指すため、独自のキャラクターを用いたプロトタイプ機の製作が始まった。メカニカルガール「足立レイ」誕生の瞬間である。
独自のキャラクターを用意した理由は、単純に「素体が味気ない」というのも含まれるが、人間との相互運用を伴うロボットに親しみを持てるよう配慮したためである。デザインも初音ミクに比べて肌の露出部が少なく、髪も短髪にして絡みにくくするなど、ロボットしての機能性を重視し、転倒時の衝撃保護に寄与する「運用上の安全性」を重視したデザインとなっている。
UTAU音源
足立レイの発声・歌唱部分の実装を目的に製作されたUTAU音源である。一般向けに公開されている。
VOCALOIDや一般的なUTAU音源とは異なり、sin波を元に合成された、特定のモデル(中の人)が存在しない無生物音源である。
AITalk(A.I.VOICE)音源
足立レイの発声部分の実装を目的に製作される音源である。UTAU音源と同様にsin波を元に合成された無生物音源として製作される。
クラウドファンディングのリターンとして頒布されるほか、一般でも発売される。株式会社エーアイのAITalk技術を利用した製品「A.I.VOICE」のサードパーティキャラ・製品としての位置付けとなる。
人間話者向けのエンジンに無生物音源を実装する特殊性から『レプリボイス「足立レイ」powered by A.I.VOICE』いう名称ではあるが、A.I.VOICEエディターを共有する関係上、既に発売されている「A.I.VOICE 琴葉茜・葵」や「A.I.VOICE 伊織弓鶴」等の音声ライブラリと共存が可能。
関連動画
関連リンク
- メカニカルガール(みさいる氏のブログ・旧)
- メカニカルガール(会社として設立・新)
- メカニカルガール公式twitter
関連項目
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