天乃鈴音とは、漫画「魔法少女すずね☆マギカ」の主人公である。
概要
白髪の女子中学生。おりこ☆マギカの主人公織莉子と同様、ラスボス兼主人公である。
様々な魔法少女を暗殺しているが、その理由は一巻時点では不明。本編を知っている人には大体予想できるが・・・。
世間一般で「キリサキさん」と騒がれているものの正体。
性格は礼儀正しく真面目。アルバイトの新聞配達もしっかりこなす。
殺す対象の名前を必ず覚え、殺害後には対象の名前をメモする癖がある。
主要武器は刀。最初の犠牲者・カナミ曰く「炎の魔法」の使い手らしい。
灰色のジェムのついたネックレスをつけ、灰色のコートを羽織った魔法少女である。
茜ヶ咲中学に転校したでて、魔法少女4人組の一人である日向茉莉とはクラスメートである。
積極的に仲良くしようとする茉莉のに対して、戸惑っていた。まるで友達なんかいらないかのように。
ここから先は、『魔法少女すずね☆マギカ』のネタバレ成分を多く含んでいます。 続きを読みたい方はスクロールをしてください。 |
詩音千里の殺害のより、残りの4人のうち2人である奏遥香と成見亜里紗と出会うことになる。
なぜ殺したのかにという問いに対し、「そんなもの、知らない方がいいわ」と返している。
学校で遥香と出会ったときは、誰かを殺したいと思ったほど憎んだことがあるんじゃないの?、と答えている。
その後、茉莉が訪れた際に、「何でまだ私に親切にするの?」と常識的な反応を示す。
茉莉の対応に困惑し、その帰宅後に思わず「ねぇツバキ、私は間違っていないよね・・・?」と呟いている。
遥香の様子から魔女化の兆候を見つけて、その前に殺害を試みる。
亜里紗、茉莉に妨害にあい、魔女化を止めることができなかった。そして、魔法少女の真実を二人に伝える。
殺害動機はいずれ魔女になる魔法少女を減らすことで負の循環を無くそうというもの。
それは、「ずっと一緒」と言ってくれた美琴椿の魔女化の目撃・退治し、二度とこの悲劇を繰り返させないためと誓ったからである。魔女に両親を殺された鈴音にとって椿は母親代わりであった。
彼女の魔法少女になった時の願いは「椿のような魔法少女になりたい」であった。
夢の中で椿に助けを求めるなど、魔法少女を殺すことに罪悪感を感じている姿が描かれる。
殺害した魔法少女の名前を書いて、お守りに入れるのは椿の影響だった。
椿と同じ「おまじない」をして、殺害した子をずっと忘れず、ずっと一緒にいようとしていたのである。
しかし、魔法少女を殺そうと思いたったのは、華々莉によって植えつけられた偽物の記憶だったことがわかる。
実際は椿亡き後、心を閉ざし塞ぎ込んでいた。そのまま放置していても、自殺か魔女化するだけの状態であった。
そんな彼女に優しく手をさしのべたのは、華々莉の妹である茉莉だった。
記憶を思い出させられた鈴音は罪悪感にさいなまれながらも、魔女にはならずに華々莉と戦う。
茉莉の助力もあり、なんとか追いつめる。しかし、華々莉は自らの魔法で魔女化して茉莉を閉じ込められてしまう。
茉莉を助けるために、魔女化カガリを倒す。負の連鎖が止まるように祈りながら。
残った二人はもう魔女化寸前であり、魔女化カガリのグリーフシードを茉莉に使い救う。
茉莉に「どんなことがあっても生きるように」と約束して、魔女化しないように自害する。
お守りは、みんなを忘れたくないと言い切った茉莉に引き継がれていくことになる。
魔法・技
その能力は倒した魔女(元魔法少女)の能力をコピーするもの。但し、保持できるのは一つのみである。
作中で使う力は椿の魔法のコピーである。
また最後に、魔女化カガリの能力をコピーし、茉莉の記憶を消そうともした。
余談
初期の案では魔法少女チームの縄張りに侵攻してくる敵役という立ち位置であった。その後、彼女目線で物語の流れを大幅に変えずにやったらどうかということで、まとまったという。ちなみに最初に考えた名前はなんと「なぎさ」であった。なんでそうなった。当然御蔵行きになり苦労して現在の「鈴音」になった。
関連動画
関連静画
関連項目
魔法少女すずね☆マギカ | |
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魔法少女 | 天乃鈴音 - 奏遥香 - 日向茉莉 - 詩音千里 成見亜里紗 - 美琴椿 - 日向華々莉 |
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