『御城プロジェクト~CASTLE DEFENSE~』とは、DMMゲームズ(DMM.com)のブラウザゲームである。ゲームジャンルはタワーディフェンス。『戦国BASARA』シリーズで知られるT's MUSIC所属・濱田弘之氏が音響演出を担当。
概要
提供開始、休止、そしてリニューアル
当初は「御城コレクション」というタイトルで2014年夏に開始される予定だったゲームであり、2014年7月1日に公式サイトがオープンした。その後、正式サービス開始が延期され、2014年9月10日にクローズドβテスト開始。そして「御城プロジェクト」と名前を改めて2014年11月11日に正式サービスが開始された。事前登録者数はDMM.com史上最速最多の26万人を突破した。
しかし、2015年3月27日に大幅リニューアルのため2015年4月27日で一度サービスを休止することを発表し、ゲームは休止期間に入った。なお休止時点では登録者数は65万人以上だった。
再開は2015年秋を予定していたが、2015年11月26日に「御城プロジェクト:RE ~CASTLE DEFENSE~」と名前を改めてリリースを2016年初春に延期すると発表された。
2016年3月25日、「御城プロジェクト:RE~CASTLE DEFENSE~」がプレオープンし、29日には正式オープンした。プレオープン開始から一週間も経たずに登録者数は15万人以上となった。
旧城プロ
便宜上、休止前の城プロを「旧城プロ」、リニューアルオープン後の城プロを「城プロRE」と区別し、リニューアルオープン後の仕様を説明する。
ゲーム内容は、全国の城郭を擬人化した巨大美少女「城娘」を築城して育成しながら謎の敵「兜型生命体」と戦う、といったもの。「神娘」である千狐ややくもたちもプレイヤーをサポートする。
同じDMM.comの大ヒットブラウザゲーム「艦隊これくしょん〜艦これ〜」に似通っており、2014年9月2日にサービス開始した「俺タワー」と同じく、「艦これ」人気にあやかろうとしたフォロワーゲームであると思われる。
ただし、戦闘中の操作が不要な艦これや俺タワーとは違い、こちらは『城郭擬人化タワーディフェンスRPG』である。よって、戦闘部分のプレイ感覚はかなり異なる。どちらかと言えば「千年戦争アイギス」に近いが、もちろん細かい点では異なる。
艦これと同じく18歳未満プレイ不可。といっても、成人向けの要素があるためではなく、プレイするために必要なDMM.comのアカウントが18歳未満の取得を禁止されているためである。これは艦これ・俺タワー・かんぱに☆ガールズ等も同様なので、注意しておきたい。
プレイヤーのことは「殿」と呼称されている。艦これでいう「提督」にあたる。プレイヤーを総称する場合は「殿だち」という表現を使うようだ。
以下の内容は休止前の仕様を説明したものであり、リニューアルオープン後の仕様とは大きく異なる。
- 天守部屋
メイン画面。第一部隊の本城となっている城娘が御嬢モードで迎えてくれる。画面から編成、築城、合戦などの画面に移ることができる。また、画面上部には現在所有している資源の状態や要石の数などが確認できる。また御嬢を城娘モードに変身させることもできる。ただし半壊以上の状態になっている場合、画面に映らないこともある。
- 任務
「一日に規定回数出陣して勝利する」「特定の城娘で部隊を編成する」など条件を満たすことによって、資源や消費アイテムを入手できる。任務の中には一度だけしか発生しない任務のほかに、毎日5時に更新されるデイリー任務、毎週月曜5時に更新されるウィークリー任務がある。任務は出現していれば条件を満たすだけで勝手に進行してくれる。
- 編成
- 部隊編成
一つの部隊に最大10人の編成ができる。最初は第一部隊しか編成できないが、任務を達成していくことで新たに編成できる部隊が増える。現時点では第三部隊まで編成が可能。他にも編成時に装備を変えることができたり、部隊の総コスト(出陣時に消費する資源の合計)が確認できたりする。 - 所領編成
獲得した所領をセットできる。所領は旧国名(いわゆる令制国名)を採用しており、それぞれの所領に応じて時間経過で獲得できる資源にボーナスが入る。また、籠城戦ではセットした所領の中からランダムに選ばれ戦場になるが、一種類だけセットすることでランダム性を排除できる。こちらも最初は1つの所領しか設定できないが、攻略を進め、任務を達成すると最大3つまで設定できる。 - 後詰編成
最大3人からなる後詰部隊の編成ができる。後詰部隊は戦闘中に任意のタイミングで呼び出し、追加の戦闘員として戦いに参加させることができる。ただし、後詰部隊を呼び出すには有料のアイテムが必須なので注意。(アイテムは無料で配布されることもある)
- 部隊編成
- 合戦
出陣して敵である兜を倒す。合戦には2種類存在し、指定されたマップで迎撃を行う「遠征戦」と、殿が編成で設定した所領で迎撃する「籠城戦」がある。特に籠城戦では設定したマップによって出現する敵の進路が変わるため、迎え撃つのに有利な所領を設定し、レベリングを行うなどの工夫もできる。勝利すると経験値と勝利ボーナスとして資源を獲得できる。また城娘を入手したり、所領を獲得したりもする。
- 築城
城大工、要石を指定して資源を投入することで新たな城娘を築城する。城大工は最初は無名の城大工のみだが、殿レベルを上げていくと加藤清正や黒田如水、藤堂高虎といった戦国時代に築城の名手として知られた武将たちを城大工に指定できる。城大工ごとに特徴や傾向があり、投入できる資源量が変わる。要石は一般に入手できる「標準要石」のほかに、特定のマップで低確率で入手できる特殊な要石、有料の要石がある。これらの要石は特定の城娘を築城しやすくなったり、レア度の高い城娘が出やすくなると言われているがその効果が実感できるかどうかはプレイヤーである殿のリアルラック次第である。投入できる資源量は11段階で調整が可能。
- 探索
第二部隊以降の部隊を山地、平原、水域の3つのエリアに探索に派遣する。探索には短期(20分)、中期(3時間)、長期(6時間)の3つの時間が設定されており、探索時間が長いほど必要になる米・金の資源が多くなるが、同時に成功率も上昇する。現在の仕様では長期(6時間)の場合は、絶対に失敗しない模様。成功失敗に関わらず資源を入手でき(成功・大成功であれば入手資源量は多くなる)、また達成度というものが設定されており、100%になると探索報酬として装備が入手できる。さらに、探索に成功すれば一定の確率で要石などの消費アイテムを入手できるだけでなく城娘も入手できる。というか特定の城娘は探索でしか入手できない。
- 普請
いわゆる装備変更、合成、進化を行う。増築では合成の素材となる城娘を選択し、ステータスを強化を図る。増築の対象となるステータスは攻撃力、対空力、防御力、会心の4つ。これらの増築による強化はいわゆる前借り方式であり、レベルアップによるステータスの上昇が減るため最終的なステータスが変わることはない。
- 増築「超成功!」
2015年3月に実装が予定されていた新システム。増築の対象となる城娘と同じ城娘5人を同時に増築の素材とすることで本来はレベルアップでしか上昇しない耐久(要するにHP)を上昇させることができるというもの。レア度の高さに応じて一回の超成功で上昇する耐久の上がり幅が変わる(入手が難しい城娘ほど上がり幅は大きい)。この耐久の上昇はレベルアップによる成長を超えて上昇する。また、改築であればこの上昇値は維持される(近代改築ではリセットされる)。
残念ながら実装前にゲームがサービス休止期間に入ってしまった。再開後には実装される予定。 - 改築
特定の城娘のレベルが一定値以上になると改築が可能になる。改築を行うと城娘の名前に[改壱]という表記が追加されステータスの上限が引き上げられたり、必殺技が強化されたりする。また、グラフィックに関しても差分程度ではあるが変化が生じる。 - 近代改築
特定の城娘のレベルが一定値以上になると近代改築が行える。改築との違いとしては、城名や城娘の外見、性格が変化したり、一部の近代改築では扱う武器が変わったりと、進化や成長の認識がわかりやすい。改築同様ステータスや必殺技にも変化が生じているため、近代改築前と後では運用法が変わることも珍しくない。
- 増築「超成功!」
- 修繕
合戦によってダメージを受けた城娘たちを回復させる。修繕場と呼ばれる場所があり、無課金の状態では2つ解放されている(一度に二人の城娘を回復できる)。課金することで最大4つまで拡張できる。修繕時間は城娘の属性のほかにレベルと最大HPが高いほど長くなるため、必殺技が回復系の城娘は重宝される。あえてレベル1のまま運用するという戦略も有効。また消費アイテムではあるが修繕時間を大幅に短縮できるアイテムも存在する。
- 捕虜
合戦で敗北または全軍撤退時に発生する撤退戦で失敗すると、最大で3人の城娘が捕虜となる。捕虜となった城娘は指定された資源を身代金として支払うか課金アイテムを使用することで解放され戻ってくる。しかし捕虜となった状態で24時間が経過すると別離いわゆるロストとなる。この捕虜システムのせいで高難易度マップ攻略のために試行錯誤することが大変難しくなっている。
キャンペーン
- 経験値アップキャンペーン
合戦によって取得できる経験値を1.5倍にするキャンペーン。 - 修繕資源キャンペーン
修繕時に要求される資源の量が減少するキャンペーン。 - 築城キャンペーン
期間限定で築城で入手できない城娘を築城できるキャンペーン。
イベント
- 初詣を護れ!稲荷山決戦!!
城プロにおける記念すべき1回目のイベント。イベント期間は2014年12月22日から2015年1月13日の間で、戦場となるのは神娘の千狐の故郷である稲荷山。
イベントマップは全部で10ステージ。このイベントでは新城娘としてE-3クリアで志自岐原城、E-6クリアで根来城、E-10クリアで鳥羽城、E-7~E-10の低確率ドロップ(確率はあとのマップの方が高くなっていくように設定され、E-10の“勝利”で5%程と言われる)または任務達成で春日山城が入手できた。また、事前登録特典であった東黒川館がE-3の低確率ドロップまたは任務達成で入手可能であった。
- 古都のお宝を探せ!
城プロ登録ユーザー55万人を記念して行われたイベント。イベント期間は2月5日から2月20日の間で、戦場となったのは斑鳩という地。おそらく奈良県の法隆寺周辺の地域である斑鳩が元ネタ。
イベントマップは全部で4ステージ。本イベントは事前に初級者・中級者向けの難易度であることが告知されていた。ステージ数は少ないが次のマップに挑戦するには最終waveで確率で出現する大将兜を倒す必要があった。イベント報酬はE-1クリアで刀装備の古代刀、E-2クリアで八王子城、E-4クリアで弓装備の天鹿児弓、多賀城、そしてE-4クリア後の低確率ドロップで海外城娘のフランケンシュタイン城。また、各マップでは低確率でレア度の高い城娘や、特殊な要石がドロップが実装された。
国盗り・発掘(旧城プロ)
国盗りは2015年3月3日のアップデート&メンテナンスにより追加された新要素。こちらは主に城娘が報酬で、3月16日に追加された新要素の発掘では主に装備が報酬となり、これまでの合戦場とは異なる戦場に出陣する。国盗り・発掘についてまとめるとだいたい以下の通り。
- マップに挑戦する際に配置コストとは別に出陣コストと要石を必要とする。要石は標準要石の他に有料の要石を使ってもよい。
- 合戦場には中級、上級、超上級の3つの難易度が用意されており、低難易度をクリアすると上位の難易度が解放される。
- 難易度別に限定任務があり、達成することで限定の城娘や専用の装備が入手可能。
- 出陣コストの要石が有料の要石である場合、程度に応じて最上位報酬のドロップ率が上昇する。またこの確率の上昇は最上位報酬がドロップするまで累積する。最上位報酬がドロップすると確率はリセットされる。
- 敗北・撤退時に捕虜が発生しない。また出陣コストのうち、要石は返還される。
- 勝利時に必ず城娘がドロップする。
- 通常の戦場よりもレア度の比較的高い城娘がドロップする確率が高い。
城プロRE
- 主な変更点
- プレイヤーの分身である【殿】の設定を刷新。
- 【配置ごとの資源消費】【捕虜】【修繕】など一部のシステムを廃止。
- 【刀】【槍】【鉄砲】【弓】の装備に加えて、【槌】【石弓】【歌舞】【法術】を追加。以降も遠近両用の【投剣】や勝手に巨大化する【本】など新武器種が順次追加されている。
- 戦場での城娘のSD絵は全てドット絵に刷新。
- 一部城娘はSD絵に加えて、イラストも刷新。
- 【築城】【開発】など、施設のレベルを上げると、ゲームが有利になる新要素を追加。
- 像の効果を発動させると、一定期間殿の入手経験値などが増加する新要素を追加。
- 城娘に贈り物を贈ると好感度が上昇し、城娘がより強くなる新要素を追加。
- 全ての城娘に、好感度が一定以上になるごとに発生するイベントを用意。
等々、ほぼ別物と言えるレベルにまで刷新された。総じて艦これの模倣であった要素が取り除かれ、代わりに千年戦争アイギスの要素を多く取り入れている。
- 所領
メイン画面。ドット絵の城娘がランダムで3人現れ、ハートマークが出ているときにクリックすると、金やアイテムが貰えたり霊力(スタミナ)が回復したりする。現在は「家老」に指定した城娘のイラストが表示され、巨大化させることもできるなど旧城プロに近いUIに変更され、ハートマークの代わりにおみくじで様々なものが貰えるようになった。もちろん他の画面に移動することもできる。
- 出陣
タワーディフェンスによる戦闘を行なうための画面。霊力(スタミナ)を消費することで、天下統一という通常マップや曜日任務、緊急任務という特別なマップに進むことができる。曜日任務とは曜日ごとにそれぞれ神娘・武器・金が手に入るマップのことである。緊急任務では贈り物や特別な条件での城娘の入手などができる。神娘は城娘の合成素材や施設の強化素材として使える。武器は城娘1体に対し一つ装備させられる。金は様々な行動時に消費される。
- 城娘
部隊編成や城娘の合成などを行なうための画面。部隊は最初から第五部隊まで用意されており、それぞれ最大8人まで編成することができる。城娘合成は合成により城娘に経験値を与えるだけではなく、同城娘(改壱の城娘ならば、改築前の城娘でも可)を合成素材にすることでレベルの上限を引き上げることができる。2016年4月19日に実装された「贈り物」では、贈り物を城娘に渡すことで特別なイベントを見たり城娘の強化をしたりできる。
- 工房
築城により新たな城娘を迎えることや武器の強化などを行なうための画面。築城では要石1個と金1000を消費し、一定時間待つか早業の鈴というアイテムを使うことで新たな城娘を迎えることができ、最高レアリティの☆7もまれに出現する。武器強化では同レアリティの武器を素材とすることで、武器の攻撃力を強化することができる。17年に武器や増築用施設も作れるようになった(招城や改築で貰える「やくも珠」が必要)施設のパワーアップや像の効果の発動もここで行う。
- 神社
招城(ガチャ)などを行なうための画面。招城では霊珠を消費し、☆3から☆7までのレアリティの城娘を迎えることができる。招城に新城娘が追加された際などは特定の城娘の出現率がアップすることがある。霊珠を消費する招城一回につき、千狐珠が1個貰え、300個集めるとピックアップされた城娘と交換できる。
主な登場人物
本ゲームの主人公かつプレイヤーの分身ともいえる存在。兜の襲撃で自害一歩寸前まで追い詰められた所を柳川城に助けられて所領へと落ち延びる。当初の目的は散り散りになった家臣達を探し出す事だったが早い段階で各地で兜が活動しているのを止めるという事をメインストーリーとしている。当初は独白みたいな心情描写があったが現在ではほぼ喋らず顔の表情のみで会話を進行させることが多い。特に殿の笑顔はあらゆる城娘を虜にし、殿の笑顔さえすれば全てうまくいくほどの汎用さを持っている。戦闘力は城娘にはおよばないが、それでも雑魚兜なら一刀の下に切り伏せる実力はある。また、関ヶ原の戦いでは西軍側、スタート地点が筑後で最初に会うのが柳川城などからモデルは立花宗茂であると推測される。ちなみに「殿」というのは固有名詞のようであり、敵側でも殿という名前で全国に通っている模様
城の魂が擬人化された美少女で巨大化して兜と戦うキャラクター(城の魂なので実際の城が現存している場合。そこに住んでいる)巨大化して戦うというがストーリー上では人間サイズで行動しており、戦闘中も屋根に乗って戦うなどはっきりとした設定は無い。ただしコラボイベ等で他に出張した場合、巨大化して戦闘することを強調している。史実や城主の影響を強く受けていて性格などに反映されている。通常は御嬢姿という人間と同じ姿で行動している。霊力というものを力の源としていて、兜に敗れたりすると城娘から御嬢に戻ったり、記憶を奪われてしまうことがある。近くにいる兜を討伐することによって力を取り戻すことができる。ストーリー上では各地にまず記憶を失った御嬢姿の城娘に出会い、その後兜と戦って勝利した後に力を取り戻して仲間になるというのが主流のストーリーとなっている。全国の城娘のほとんどが兜に敗れて記憶を失っている状態だが中には、殿の存在を知っていて援軍を要請して兜から土地を守る城娘もいる。また、瘴気という物に非常に弱く一度瘴気に囲まれると自身を兜だと認識するようになり、殿の敵としてたちはだかる。瘴気から救うには戦闘に勝利するか頭部に衝撃を与える方法がある。ほぼ全員が殿に対して好意以上の感情を持っており、贈り物をすることによって親交を深めることができる。
関ヶ原の戦いの最中に突如全国に発生した人類の敵。目的や規模は一切不明で各地で破壊と殺戮を繰り返す。当初は一方的な言葉を繰り返し、意思疎通が不可能だと思われたが、だんだん人間味を増していき、上司の大将兜に振り回されたり、愚痴をいいあったり、城娘を騙して甘い文章で文通しあったりするなどコミカルな面をみせてきている。単体では大した事ないが最下級兜でも瘴気を発生させたり、敗走するフリをして釣り野伏せで城娘を捕らえるなど末端でも策略に長ける一面をみせる。見た目は一緒だが個体毎に性格が違う模様。天魔大乱では最も弱い桃形兜でも3メートルはあるような描写がある。
武将の魂をもった少女。武神降臨で倒されなければ登場しないルールとなっている。兜と名とつくが、兜とは敵と考えている。計略を使うと元の大将兜の姿となって攻撃を行う。現れた理由、一体何者かは現在の所不明であり、大将兜という存在を根幹から揺るがす存在であるためプレイヤーから物議をかもしている。
兜とは違う勢力、兜とは利害の一致から共闘している。妖怪は物理攻撃を半減し、歌舞でダメージを与える事が出来る存在となっており、兜と同じ戦い方をすると非常に苦戦する。
妖怪の頂点にたつ妖怪。明確な目的ははっきりせず様々な術を用いて殿に攻撃を仕掛けるが、気まぐれに手をひいたりするので謎に包まれている。同じ狐である千狐とは何か因縁がある。またコラボで城プロとは無関係なキャラが城プロ世界に来るのはこの九尾の狐が呼び出しているためである。別名コラボおばさん
殿が最初に出会う城娘。城プロで所領というのは彼女の土地を指す。殿の側近として千狐、やくもとともにイベントやストーリーに登場し、ヒロイン的な立ち位置を持つ。殿と縁が深い城娘には違いないがそれ以外は他の城娘と違いはないはずだが・・・
メインストーリー中盤で登場した『黒い城娘』。柳川城を敵視していて、殿とあったことが無いはずなのにいろいろと事情を知っている様子。殿とは独自の行動をとって兜への解決方法を探っている。メインストーリー第一部終了とともに柳川城と和解。レギュラーメンバーとしてイベント等に参加する。殿に厳しい印象を受けるが殿への愛は相当深い。殿一行の貴重なツッコミ枠
- 千狐
狐の耳を持った神娘と呼ばれる少女。兜から逃げている所を殿に保護される。気の扱いに長けており、日本全国の瘴気の動きを感知する能力と手がかりさえあれば外国でも一瞬で移動する転移術を身に着けている。また城娘が洗脳されているか正気かを見抜く能力があり、兜との戦いになくてはならない人物である。普段は丁寧な言葉遣いだが、興奮したり追い詰められると昔使っていた語尾が出てくる。招城儀式という課金ガチャも担当しており、二次では何かと殿に課金アイテムをせびる姿がみられる。コン!
- やくも
千狐の友人で出雲弁を喋る城娘。非常に食いしん坊で食べ物には目が無い。おっちょこちょいでもあり、兜を置物だと思って本陣に持ち帰り占拠されたり、瘴気を取り除く装置が瘴気を集めて城娘を洗脳してしまうなどどうっかりで済まされないドジをするが殿の役に立ちたくて橋を壊して兜の侵攻を防いだり上物の武器を作るなどの活躍をみせている。まあ最初は奪われるが。所領では築城と武器強化、武器開発・増設用施設開発を担当している。実際の敵と遜色がない木造の兜や魂が無い以外完璧な城娘すら作成し、一目みただけでひらめきで武器を作成するなどチートと呼んでも差し支えないほどモノづくりに特化している。
神娘の1人。戦闘はできないが城娘合成に使うと経験値がアップする。長い間台詞が無かったが、2017年エイプリルフールイベントで登場する。不完全ながらも転移ができる。
主な出陣(クエスト)内容
天下統一
常設メインクエストといえる存在。突如現れた兜に対し、殿が各地を巡って兜を倒し、兜の根源である関ケ原を目指すお話。これは第一部であり、2022年3月で完結している。
夢幻航海
第一部の続編にあたる第二部のシナリオ、新しい武器種「軍船」城娘が登場し、海外へ遠征するシナリオ。第一部では見られなかった海外城娘がシナリオの中心となる。
天魔大乱
第三部と呼ばれるが第二部との続きではない。殿が立花山城がいた世界線に転移する。そこでは大将兜の織田信長が日ノ本を征服した世界となっていて殿一行は反撃のために各地を廻るシナリオになっている。ストーリー中に明確に死者が出るなど他のストーリーの中で群を抜いてシリアスな展開となっている。「異伝」城娘が登場し、オリジナルよりもシリアスになっている。「裏」城娘も話に絡んでくる。なおこのシナリオではぼかされていた城娘の巨大化、兜の大きさにも言及されるようになっている。
緊急出兵
期間限定クエストと言える存在。様々な形式のイベントが用意されている。クエストを進めば、無料で新しい城娘を手に入れる事が多い。ここで手に入る城娘はイベント城娘、配布城娘といわれ、攻略動画では初心者、無課金でも攻略できるため優先して選ばれる傾向がある。なお天下統一とは時間軸が違い、時系列がはっきりしない。
抜刀珠と兜の夜明け
緊急出兵と同じように不定期開催されるが他の緊急出兵とは異なり、第一部クリア後の世界で兜ほぼ壊滅して残党しか残っていない世界線となっている。珠の力で凶暴化した「オヤダマ」兜を討伐するシナリオになる。なお、この時に手に入る抜刀珠は殿を無敵化する力を持っており、使用すれば殿が無敵状態となり確実にクリアできるようになる。なお、当然ながら地獄や武神降臨等の高難易度マップには使用できない。
曜日出兵
素材集め用クエストと言える存在、曜日毎に貰えるアイテムが変わる。
戦術指南所
チュートリアルクエストといえる存在。城プロに登場する武器種、システム、状態異常を演習という形で学ぶクエスト。・・・なのだが内容は中堅でも苦戦するほどの難易度で本当に初心者が挑むにはやや難しいといえる。それでもここで使うテクニックは確実に自身の技術を向上させることができる。
武神降臨
期間限定高難易度クエストに相当する存在。大将兜は倒してもしばらくすれば復活するが、武神降臨は本来の武将の魂と限りなく近づき、大幅に強化される代わりに一度倒されると二度と復活しないというリスクがある。ここで倒されると、緊急出兵では登場しなくなる。ただし、地獄や幻という形で再登場することがあるが、シナリオで語ることはない。内容もかなりシリアスな内容となり、縁のある城娘が涙を流しながら最期を看取ることもある。
地獄
半常設高難易度クエストといえる存在。現時点では日本、北欧神話、エジプトをモチーフにした3つの地獄があり、数か月ごとの入れ替え制となっている。普通に攻略するだけでも難しいが「審議」といわれるものを選んで敵の大幅強化や攻略できる城娘を制限することによって審議を集め、それで貰える魂で報酬と交換できるシステムとなっている。報酬の中には『地獄』属性の城娘も含まれており、無課金でも最高レベルに育てることができる最高レアキャラの城娘が手に入ることができるので、果敢に挑む価値はある。
週末復刻
過去に行われた緊急出兵が金・土・日に開催されるイベント。さらに週末任務も登場し、定められた条件を達成すればユカリ珠が貰える。
日次復刻
過去に開催した緊急出兵の内、☆4城娘が手に入るイベントを日替わりで開催するイベント。復刻イベの増加で復刻の周期が長くなってしまったためこちらに分離された。主に新規に入って来たプレイヤー用のイベント。
コラボイベント
御城プロジェクトは外部とコラボも積極的であり、コラボおばさん九尾の狐が異世界からコラボする世界のキャラを呼んで世に混沌をもたらすという流れになっている。全く城プロと関連性がないコンテンツとのコラボする。性別が女性であればユニットキャラとして実装される可能性がある。しかし、ダンガンロンパコラボからはそのコンテンツで登場する建造物が城娘になることがあり、城プロ、コラボ先でも混乱する新キャラとなる。同じTDかつDMM仲間である千年戦争アイギスは何回もコラボするが、それ以外で基本1回しかしないコラボでダンガンロンパは2回もコラボして復刻ガチャもあり、原作のラスボスがユニットキャラとして参戦(推理物としてはかなりのネタバレである)。ダンガンロンパの文章の最初にボイス化を逆輸入。ダンガンロンパの登場する女性がほぼ全員参戦。極めつけにはダンガンロンパの新作ゲームの特典に城プロのアイテムを実装(明らかにゲーム性が違う)等城プロと無関係のはずだが明らかに優遇しているコラボ先となる。
キャンペーン
- 周年キャンペーン
3月頃に行わるキャンペーン。100連以上の無料ガチャともに〇周年感謝パックというものが無料で貰え、これは去年までに実装された最高レアから一体選んでもらえるという優れもの。最新キャラ、衣装違い、コラボキャラ等は対象外だが、誰もが認める強キャラを狙い撃ちで貰えるため、プレイヤーの戦力向上に大きく貢献する。
関連動画
関連コミュニティ
複数あり。[1]
関連リンク
公式
- 御城プロジェクト~CASTLE DEFENSE~ - オンラインゲーム - DMM.com (公式サイト)
- 御城プロジェクト:RE ~CASTLE DEFENSE~ - オンラインゲーム - DMM.com (公式サイト)
- 城プロRE用特設ページ
- 千狐(城プロ公式アカウント)(@ShiroPro_STAFF)さん | Twitter (公式Twitterアカウント。現在はこちらのアカウントでお知らせを行っている)
- 城プロ_運営(城プロ運営アカウント)(@ShiroPro_news) (旧公式Twitterアカウント)
攻略Wiki
複数あり。活動開始日が古いWikiサイトほど住人や書込みが多いようだ。[2]
- 御城プロジェクト:RE 城プロ:RE 攻略 Wiki (2015年12月3日活動開始。城プロRE用に新設された)
- 御城プロジェクト 城プロ Wiki (2014年7月4日活動開始)
- 城プロ:御城プロジェクト攻略wiki (2014年7月21日活動開始)
- 御城プロジェクト -城プロ- 攻略 Wiki* (2014年9月9日活動開始)
関連項目
脚注
- *艦これにおける「艦隊これくしょんコミュニティ~艦コミュ~」のような、メンバーが集中する巨大コミュニティは現在時点で存在しない。
- *トップページが数年前から存在していた(別のテーマのWikiとして作成されていた既存ページをリサイクルしたと思われる)ページもあるので、トップページ以外のページが作成された日時を活動開始日としている。
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