雀魂(じゃんたま)とは、Yostarが日本運営を務める、萌え要素のあるオンラインリーチ麻雀ゲームである。英語版の名称は「Mahjong Soul」、中国語版は「雀魂麻将」となっている。
同ゲームのアニメ版の記事はこちら→ じゃんたま(アニメ)
概要
中国で開発され日本を含む世界同時リリースされたオンライン対戦麻雀ゲーム。2019年4月25日より日本語版のサービスが開始された。
中国開発ではあるもののルールには日本式のリーチ麻雀が採用されており、アリアリが採用されている。点数計算は天鳳に似て、ビリ回避の要素が強い。
デフォルトでの自摸や鳴く際の選択時間は猶予5秒+通常持ち時間20秒。持ち時間にかかわらず毎回5秒の猶予があり、それ以上の長考では持ち時間が減っていく。
なお、友人戦(フレンドマッチ)であればルールを細かく決められる。その際の持ち時間は「猶予3秒+持ち時間5秒」「5秒+10秒」「5秒+20秒(デフォルト)」「60秒+持ち時間なし」「300秒+持ち時間なし」から変更することができる。
牌の自動整理機能、ドラがキラキラ光る、聴牌時に当たり牌や残り枚数が表示される、対戦中に役一覧を確認できる等、視覚的な補助機能やヘルプが充実しているため、これから麻雀を始めたいと考えている初心者にはうってつけ。
公式チャンネルではプロ雀士やVTuberを招いてのバラエティ豊かな生放送が配信されている。エンタメとして楽しめるものは勿論、牌譜検討や麻雀教室など役立つ番組も多数。
課金要素として多彩なスキンが用意されているが、ゲーム自体は純粋な麻雀であり、課金自体は勝敗の優劣には一切関連しない。
スキン要素としては立直棒や卓デザインは勿論、多数のキャラクターが用意されていることが最大の特徴。設定すると行動に合わせて多彩なボイスを喋ってくれたり、キャラごとに設定された可愛らしいスタンプを対戦中に使用できる。ただし某麻雀漫画のように能力が使えたりキャラが脱げるといった要素は皆無である。
日本時間2019年6月9日午前から、DMMサーバーと合わせてのマッチング調整に加え、国際マッチング可能とするメンテナンスが行われ、英語版・日本語版・中国語版すべてに適応され、アジアサーバーに日本語版が属することになった。
競技麻雀のプロ団体「RMU」が新たな試みとして、すべての対局をリアル麻雀ではなく本ゲームの大会戦(後述)で行う「闘魂杯」という公式タイトル戦を2021年3月に創設し主催している。
本ゲームを原作としたテレビアニメ『じゃんたま PONG☆』がSCOOTER FILMS制作、森井ケンシロウ監督で毎日放送/TBS系列「スーパーアニメイズム」枠おしりにて、2022年4月から6月までの毎週金曜日(土曜深夜)に放送された。
2023年8月16日から夏祭りイベント「にゃんこの一手」が開催され、このイベント開催を記念して雀魂公式テーマソング「紅ノ御魂」をYouTube上にMV付きで公開した。⇒リンク
主要なアイテム
- コイン
- 本ゲームで重要な地位のあるアイテムの一つ。段位戦で高ランクの部屋に入るときに必要。雀士以上の階級にあるプレイヤーは所持コインが一定数未満の場合に1日1回に限り無料で一定数のコインを入手することができる。一定数は階級により変化する。
- 輝石
- 本ゲームの課金要素。大会の開催などに必要。コインとの交換ができるほか、「祈願(ガチャ)」に使うこともできる。購入したプラットフォームでしか使用できない有償輝石とプラットフォームをまたいで使用できる無償輝石に分かれているが、有償輝石限定の要素が存在しないため、一般的なソシャゲと逆に有償輝石から消費される。
- 着せ替え券
- 本ゲームのもう一つの課金要素。着せ替えを購入する際に必要となるアイテム。着せ替えは、期間限定イベントが開催中に販売されることが多く、イベントによってさまざまなテーマの着せ替えが期間中に販売されている。10枚の着せ替え券で1個の輝石に交換することができる。
なお、現段階では課金でしか入手できないので注意。
共通ルール
先に、このゲームでの共通ルールを説明する。麻雀ってローカルルール多くて大変だよね
一部のルールについては友人戦モードで変更することができる(段位戦では変更不可)。変更できる内容については後述(こちら)。
なおゲーム中には詳細ルールの説明がない。非公式まとめサイトのこのページも参照。
段位戦・友人戦モードで共通
基本ルール
- 25000点持ちの25000点返し、オカなし
- 終了時に1位の持ち点が30000点未満の場合南入・西入
- 暗槓は槓ドラ即めくり、明槓は打牌後(めくった後に副露・和了を選択できる)
- 責任払いあり(大三元・大四喜に関わるもの 大明槓での責任払いはなし)
- 割れ目・チップ・焼き鳥はなし
- トビあり(0点ちょうどは続行)持ち点1000点未満でのリーチは不可
流局・あがりに関するもの
- 三家和(トリプルロン)はあり(流局にならない)
- 四家立直、四槓了、四風連打は流局(十三不塔は流局にも満貫にも役満にもならない)
- 九種九牌は流局または続行(選択できる)
- 途中流局が発生した場合は親は流れず連荘となる
- 切り上げ満貫なし。30符4飜および60符3飜の親は11600点(3900点オール)、子は7700点(2000点/3900点)
- あがり止め・聴牌止めあり(オーラスの親がトップの状態で流局または和了した場合、自動で終局となる)
- 流し満貫は流局扱い(ノーテン罰符の清算を流し満貫の清算に代替。親がテンパイしていれば連荘。)
役に関するもの
- 食いタンあり・後付けあり
- ツモ平和あり(20符2飜)
- 發なし緑一色あり
- ダブル役満あり(四暗刻単騎、国士無双13面待ち、純正九蓮宝燈、大四喜)
- 役満の複合あり
- 人和、大車輪などのローカル役はなし
- オープンリーチなし
三人麻雀特有のもの
- 35000点持ちの35000点返し、オカなし
- 終了時に1位の持ち点が40000点未満の場合南入・西入
- 萬子の2-8を不使用(ドラ表示牌が1萬の場合、ドラは9萬となる)故に萬子の順子が必須役となる三色同順はなし
- チーはできない
- ツモ損が有効(ツモ和了時、北家分の点数はもらえない)
三人麻雀の北の扱い
- 北は抜きドラ扱いで、全員共通のオタ風(刻子にしても役牌にはできない、平和の雀頭に使用できる)
- 北抜き時にツモる嶺上牌で和了した場合は嶺上開花が成立する
- 北待ちの場合、他家が抜いた北に対してロンできる(抜き北槍槓)が、槍槓役にはならない
- ドラ表示牌が西の場合、抜いた北にもドラ判定がつくため北1枚につき2飜になる
- 北抜きが発生した場合は一発・天和・地和・ダブル立直・九種九牌など(副露で消滅する権利)が消滅する
段位戦
いわゆるランダムマッチ。銅の間から王座の間までの部屋ランクがあり、階級によって入場できる部屋が決められており棲み分けが図られている。
すべての部屋で東風戦・半荘戦および三人戦・四人戦が選択可能。レートがある場合、半荘戦は東風戦の1.4倍のレートになっている。
なお、コインや段位点の増減にかかわるウマは全部屋において共通で以下の通り。
段位について
本ゲームではプレイヤーの段位は下から初心者、雀士、雀傑、雀豪、雀聖、魂天の6つに大別される。勿論、四人麻雀と三人麻雀で段位はちゃんと別で扱われる。
雀聖以下
段位点(早い話が経験値)によって段位が上下する。また、各段位は★から★★★で細分されている。
段位ポイントは次のように計算される。
順位によるウマは常に共通(15~-15)。上位ボーナスは打った部屋によって異なる(10~240)。ビリペナルティはプレイヤーの段位と★の数、東風か半荘かによって異なる(-10~-290、ただし初心者は0)。
例えば銀の間4人東風戦で35000点で1位になった場合、計算式は10+15+20となり段位点が45アップする。同様に金の間3人半荘戦で55000点で1位になった場合、計算式は20+15+105となり段位点が140アップする。
逆に金の間3人半荘戦で雀傑★3が15000点で3位になった場合、計算式は(-20)+(-15)+(-120)となり段位点が155ダウンする。冒頭でも述べたが、このような計算方法のためビリを回避することが重要になっている。
初心者および雀士★1は降格することがない(つまり、一度雀士になればもう初心者には戻らない)。しかし雀士★2からは段位点が下がりすぎると降格する。
魂天
魂珠という指標によってレベルが上下する。レベルは★の数ではなく、Lv1からLv20までの数字で表す。
魂珠の計算はかなり単純で、点数にかかわらず順位に応じて一定量が増減する。対局する全員が魂天の場合、魂珠増減量が2倍になる。
4人東 | 4人半 | 3人東 | 3人半 | |
---|---|---|---|---|
1位 | +0.3 | +0.5 | +0.3 | +0.5 |
2位 | +0.1 | +0.2 | ±0 | ±0 |
3位 | -0.1 | -0.2 | -0.3 | -0.5 |
4位 | -0.3 | -0.5 |
部屋の区分
- 銅の間
- 初心者、雀士の階級にある人が入ることができる部屋。
- この部屋のみ最低所持コインは特に設定されず、コインのやり取りもない。
- 銀の間
- 雀士、雀傑の階級にある人が入ることができる部屋。
このランク以上の部屋は一定以上のコインを所持している必要がある。ゲーム中の説明には入場料とかかれているが、対局するだけで入場料を数千コインも取られるわけではない(当然場代、すなわち参加料は別途取られるが)。また勝ち負け結果に応じてコインの増減が発生する[1]。 - なお以下では文言を実態に合わせ、便宜上入場料を最低所持コイン・場代を参加料と表記する。
- 東風戦の場合、最低所持コイン2500コイン、交換レート1000点50コイン、場代500コイン。いわゆるテンゴのレート。
- 半荘戦の場合、最低所持コイン3500コイン、交換レート1000点70コイン、場代700コイン。いわゆるテンナナのレート。
- 金の間
- 雀傑、雀豪の階級にある人が入ることができる部屋。
- 東風戦の場合、最低所持コイン5000コイン、交換レート1000点100コイン、場代1000コイン。いわゆるテンピンのレート。
- 半荘戦の場合、最低所持コイン7000コイン、交換レート1000点140コイン、場代1400コイン。
- 玉の間
- 雀豪、雀聖の階級にある人が入ることができる部屋。以前は遅延なしでの配信は禁止だったが、2021年8月26日の規約変更により遅延なしで配信可能となった。
- 東風戦の場合、最低所持コイン10000コイン、交換レート1000点200コイン、場代2000コイン。いわゆるテンリャンピンのレート。
- 半荘戦の場合、最低所持コイン14000コイン、交換レート1000点280コイン、場代2800コイン。
- 王座の間
- 雀聖、魂天の階級にある人が入ることができる部屋。高位部屋のため、生放送で配信する際には5分以上の遅延を入れて配信しなければならない。また、この部屋では便利表示(アシスト表示)を使用することができない。コイン条件は金の間と同じ。
初心者 | 雀士 | 雀傑 | 雀豪 | 雀聖 | 魂天 | 最低コイン 東風戦/半荘戦 |
レート 東風戦/半荘戦 |
場代 東風戦/半荘戦 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
銅の間 | 無し | 無し | 無し | ||||||
銀の間 | 2500/3500 | 50/70 | 500/700 | ||||||
金の間 | 5000/7000 | 100/140 | 1000/1400 | ||||||
玉の間 | 10000/14000 | 200/280 | 2000/2800 | ||||||
王座の間 |
大会戦
大会ロビー、各種特殊ルール、交流の間がある。
大会ロビー
麻雀の大会を開催、または大会に参加できるモード。ルールは大会の主催者が設定できる。特に変更されない場合は段位戦と同じだが、友人戦より更に詳細なルール設定が可能となっている(トビのあり/なし、切り上げ満貫のあり/なし等)。
開催は7日に1度しか行えない。公式サイトの大会メニューから新規開催、管理ができる。また、開催1度につき60輝石が必要。大会には6ケタの番号(ID)が付与され、共有することで大会に参加できる(大会リストから探したり、大会名で検索することも可能)。なお、コインや段位等の増減は発生しない。
特殊ルール
通常の麻雀とは異なる特殊な麻雀を行える。現在のところ期間限定開放として実装。いずれにおいてもコインの増減は発生するが、段位点は変化しない。
なお、以下のほかにもアカギコラボで「闇夜の戦」や、鷲頭麻雀を基にした「明鏡の戦」が実装されたことがある。
修羅の戦
基本は4人打ち東風戦。
- 開始時に手牌から3つの牌を選び他者と交換する。対面同士、時計回り、反時計回りのいずれかがランダムで選ばれる。
- 和了しても局は終了せず、即座に点数清算が行われて続行する。終了するのは3人が和了、途中流局、荒牌平局、誰かが箱割れしたときのいずれか。
- 残り人数が3人以下になるとツモ損が発生するようになる。
- 連荘は途中流局のみ。
ドラさんモード
基本は4人打ち東風戦。
最初からドラ表示牌が3枚となっている状態で始まる。王牌の数は変わらないので、ドラが増えるのは槓2回までで3回目以降は増えない。
赤血の戦
- 持ち点は5万点。
- 使用するのは数牌のみ。
- 立直、チーができない。
- 王牌が存在しない。当然ドラもない。槓のときは山にある次のツモ牌をとってくる。
- フリテンもない。
- 途中流局もない。そのため、槓を合計5回以上することもできる。
- 開始時に手牌から3つの牌を選び他者と交換する。対面同士、時計回り、反時計回りのいずれかがランダムで選ばれる。この時選ぶのは全て同じ種類である必要がある。そのため、例えば筒子が2枚以下なら筒子を交換に出すことはできない。交換後に使用しない牌を指定する。
- 交換後に「不要な牌」を筒子・索子・萬子から選んで宣言する。不要牌を含めて和了ることはできない(絶一門)。また、流局時に不要牌を持っていると罰符として8000点を支払う必要がある。
- 和了しても局は終了せず、即座に点数清算が行われて続行する。終了するのは3人が和了、荒牌平局、誰かが箱割れしたときのいずれか。
- 暗槓で未和了者から2000点オール、大明槓で相手から2000点、ツモから即加槓で未和了者から1000点オール。
- ツモで和了したときは点数に1000点追加したものを未和了者全員が支払う。折半ではない。
- 役が赤血専用のものとなっている。根以外の役が一切なくても無番和という役がつくため、役無しで和了れないということはない。
交流の間
いわゆるフリーモード。コインや段位の増減なしで段位戦と同様の麻雀ができる。
友人戦
いわゆるフレンドマッチ。ルーム作成・参加ともに無料で行える。ルールは部屋の作成者が設定できるが、特に変更されない場合は段位戦と同じ。戦歴は段位戦と別で記録される。大会戦で行える特殊ルールの麻雀も可能。
ゲーム内で新規開催およびルール設定ができる。大会には5ケタの番号(ID)が付与され、共有することで友人戦に参加できる。なお、コインや段位等の増減は発生しない。
友人戦ルール
ルーム作成時に各種のルールを設定できる。デフォルト設定は太字で表示している。麻雀のルールも参照。
- 四人麻雀・三人麻雀・赤血の戦・ドラさんモード・闇夜の戦・修羅の戦
- 一局戦・東風戦・半荘戦・CPU戦:CPU戦の場合は一局戦となる。なお、東風戦・半荘戦でもCPUを設定することができる。
- 長考時間:猶予3秒+持ち時間5秒・5秒+10秒・5秒+20秒・60秒+持ち時間なし・300秒+持ち時間なしから選択できる。猶予時間(一巡ごとに復活する)を消費すると持ち時間(一局ごとに復活する)が消費されていく。
以下は詳細設定を有効にすることで設定できる。
- ツモ損の有効・無効:三人麻雀のみ設定可能。無効の場合、北家が払うべき点数分は分割して2人で払う。
- 配給原点(持ち点):100点~200000点の100点刻みで設定可能。デフォルトは四人麻雀の場合25000点、三人麻雀の場合35000点。
- 1位必要点数:100点~200000点の100点刻みで設定可能。配給原点以上の数値にする必要がある。デフォルトは30000点、三人麻雀の場合40000点。終了時に1位がこの点数以上ないと延長戦(南入、西入)になる。
- ローカル役の無効・有効:四人麻雀のみ設定可能。有効の場合、以下の役が利用可能。麻雀のローカル役一覧も参照。
- 赤ドラ:四人麻雀の場合は無し・三枚・四枚から、三人麻雀の場合は無し・二枚から設定できる。四枚の場合は五筒の赤ドラが1枚増える。
- 喰い断の有効・無効:無効にすると、ポン・チー・大明槓をした場合タンヤオであがることができなくなる。
- 一飜縛り・ニ飜縛り・四飜縛り:アガリに最低限必要な飜数を設定できる。
- 便利表示:各種アシスト表示の有効・無効を設定できる。
- CPU:簡単・普通から選択できる。
- 手牌表示の無効・有効:有効にすると、全員が手牌を開示した状態で打つことになる。
キャラクターシステム
雀魂では使用する雀士キャラクターを設定することが出来る。特にキャラクター別に特殊能力とかステータスとかあるわけではないので、ビジュアル的な要素として存在している。
絆レベル・契約システム
絆レベルはいわば好感度のようなものであり、段位戦の「銀の間」以上や大会戦の特殊ルールで対局を行ったり、キャラクターにアイテムの贈り物をしたりすることで上げることが出来、絆レベルが上限に達することで対局中にアガる時に「役名」を読んでくれるようになったり、「契約」という要素を行ったりすることが出来る。
契約をすることで衣装が違うビジュアルになったり、一部のスタンプが使用解禁になったりする。また、一部のキャラのみの実装になっているが、SPボイスという対局中のボイスパターンが増加し、このSPボイスにも条件が設定されている。
特別雀士祈願ガチャで手に入る特別雀士キャラクターについてはそのキャラクター専用の装飾品を入手することができ、一定の絆レベルを上げることによって入手することができる。また、契約すると入手できる契約後の着せ替えでは、通常雀士では静止スキンであったところが、特別雀士では動くスキンとなっている。
「祈願(ガチャ)」
雀魂の世界ではガチャを「祈願」と呼んでおり、ここで祈願することによってさまざまなキャラクターに出会ったり、装飾品などの特別なアイテムを入手して対局を盛り上げることができる。
ちなみに、ガチャに登場する神社は一姫が巫女として在籍する魂天神社である。
「祈願(ガチャ)」の内容、システムについて
ガチャの種類は、女性キャラクター専用ガチャの「落桜の道」、男性キャラクター専用の「竹林の道」の2つに分かれており、目的のキャラの反対の性別を持つキャラクターを引くことはない。内容は装飾品、贈り物、キャラクターが混ぜられた形式になっている。なお、装飾品、贈り物については両方のガチャ共通で引けるアイテムとなっている。キャラクターの排出確率は5%で、重複キャラクターは「願いの石」という交換アイテムに変換される。個数は1キャラクターにつき、75個に変換される。一方、所持済の装飾品を引くと、「星の石」という交換アイテムに変換される。個数は1アイテムにつき、5個に変換される。
10連は1回分お得な値段にはなっているものの、1回は必ず最高レアリティとなる紫色の贈り物が排出され、キャラクター入手機会は実質9回分となる。
ガチャには確変演出または、確定演出があり、流れ星が流れたり、夜空に顔文字が浮かび上がると、キャラクターを引いている可能性が高い。(2023年8月16日に下記に変更された。)
2023年8月16日にガチャのデザインがリニューアル。確変演出も変更され、タップ後に千本鳥居の中をくぐって奥へ移動しているときに流れ星と思われる複数の光の玉が尾を引きながら追随していると、キャラクターを引いている可能性が高い。
ピックアップガチャについて
イベント期間中に出現することが多いガチャとして、「満開の道」(女性キャラクター専用)と「新緑の道」(男性キャラクター専用)がある。このガチャでは、対象に選ばれたキャラクターが当たる確率が上昇したガチャとなっており、排出確率5%の中でその対象キャラクターを引く確率が59%アップしている。
また、これ以外のピックアップガチャとして春季イベント開催時に出現することが多い「早春魅影」(女性キャラクター専用)と「早春華光」(男性キャラクター専用)、夏季イベント開催時に出現することが多い「仲夏魅影」(女性キャラクター専用)と「仲夏華光」(男性キャラクター専用)、冬季イベント開催時に出現することが多い「冬凪魅影」(女性キャラクター専用)と「冬凪華光」(男性キャラクター専用)がある。いずれもキャラクター出現確率は、通常のピックアップガチャと同等であることが多い。
特別祈願ガチャについて
2021年12月22日から期間限定ガチャイベントとして実装された特別祈願ガチャでは、通称「四貴人」と呼ばれる特別雀士が追加されたガチャとなっている。排出確率5%で、その中で引く確率は20%と通常祈願ガチャよりも低い設定となっている。
特別雀士では、通常のキャラクターでは持ち合わせていない特別な特典が実装されており、キャラクターを引くと動画演出で登場したり、対局で和了る際のカットイン演出が特別雀士独自の物だったり、絆レベルを上げることによって解放できる特別装飾品が付属している。
「四貴人」であるが、現時点では西園寺一羽、北原リリィ、東城玄音の3人が公開されている。
特別祈願ガチャの名前は、西園寺一羽、北原リリィの時は「特別祈願・桜」であったが、東城玄音の時は「狐心恋歌」であった。
異界の風(コラボガチャ)について
「異界の風」と呼ばれるコラボイベント開催時に出現する限定祈願ガチャがあり、そのコラボ限定でのキャラクターを引くことができる。コラボガチャではコラボ作品の都合上、キャラクターが女性または男性のみの場合がある。
男女両方ともキャラクターが実装されている場合は、ガチャ名に女性が「桜」、男性には「竹」が入っていることが多い。ただし、コラボイベントごとにガチャ名称がわずかに変化しており、これまでに登場したコラボガチャは、「異界の風」、「異界の風・桜」、「異界の風・桜II」、「異界の桜風」、「異界の風・竹」、「異界の風・竹II」、「異界の風・竹II」、「異界の竹風」である。
「信仰」(交換アイテム)について
祈願(ガチャ)すると1回につき、「信仰」と呼ばれるアイテムが1個貯まるシステムとなっている。この「信仰」というアイテムは翼の生えた十字架のような図柄をしており、ガチャのトップ画面に所持数が表示されている。これと引き換えにガチャで引くことができる装飾品、またはキャラクターと交換することができる。(装飾品とキャラクターに関しては未所持の物に限る。)
交換する際に必要な「信仰」の数は、基本的には装飾品が50個または100個、キャラクターが150個必要であるが、特別雀士のみ300個必要である。
また、「信仰」は1個につき「願いの石」1個に交換することができ、キャラクターと契約する際に必ず必要なアイテムであり、祈願してなおかつ所持済のキャラクターを引かないと手に入らないため、輝石とともにゲーム内の重要アイテムに位置づけられている。
「祈願の巻物」について
雀魂では、「祈願の巻物」と呼ばれるガチャ券がアイテムとして存在する。1枚につき、1回祈願できる。
「祈願の巻物」の入手方法としてはイベントの賞品や運営からのメールが多い。ただし、福袋小屋で「星の砂」50個と引き換えに1枚入手することができる。「星の砂」は、贈り物を奉納することによって入手することができ、贈り物は一定数の対局によって獲得したり、雑貨屋でコインと引き換えに入手できるため、理論上は無課金でも入手可能である。
なお、福袋小屋で入手できる「祈願の巻物」は、月ごとに入手できる枚数が決まっている。
登場キャラクター(雀士キャラクター)紹介
2023年8月16日現在のもの。見方については、以下2点の注釈参照。
- キャラクター名に「」が付いているキャラクターは、ニコニコ大百科に個別記事があるキャラクターとなっている。
- キャラクター名に「物語」と付いているキャラクターは、物語要素が追加されているキャラクターとなっている。
初期キャラ
落桜の道
(クリックまたはタップで展開)
- 藤田佳奈 物語 (CV:内田真礼)
- 三上千織 物語 (CV:井口裕香)
- 相原舞 物語 (CV:井口裕香)
- 撫子 物語 (CV:斎藤千和)
- 八木唯 (CV:小清水亜美)
- 九条璃雨 (CV:小清水亜美)
- ジニア (CV:中原麻衣)
- カーヴィ (CV:中原麻衣)
- サラ 物語 (CV:M・A・O)
- 二之宮花 物語 (CV:小原好美)
- 白石奈々 物語(CV:M・A・O)
- 小鳥遊雛田 (CV:村川梨衣)
- 五十嵐陽菜 (CV:村川梨衣)
- 涼宮杏樹 物語 (CV:洲崎綾)
- 北見紗和子 (CV:洲崎綾)
- 雛桃 (CV:伊瀬茉莉也)
- かぐや姫 (CV:伊瀬茉莉也)
- 藤本キララ (CV:竹達彩奈)
- エリサ (CV:丹下桜)
- 寺崎千穂理 (CV:竹達彩奈)
- 福姫 (CV:植田佳奈)
- 七海礼奈 (CV:堀江由衣)
- 姫川響 (CV:鬼頭明里)
- 森川綾子 (CV:丹下桜)
- 小野寺七羽 (CV:鬼頭明里)
- ゆず (CV:長縄まりあ)
- 四宮冬実 (CV:大西沙織)
- セイラン (CV:堀江由衣)
- 未来 (CV:長縄まりあ)
- 如月彩音 (CV:上坂すみれ)
- 嵐星 (CV:上坂すみれ)
- ハンナ (CV:三上枝織)
- イブ・クリス (CV:花澤香菜)
- 琳琅 (CV:豊崎愛生)
竹林の道
特別雀士
こちらのキャラクターに関しては、特別祈願ガチャと呼ばれる期間限定で出現するガチャで入手できるキャラクターとなっており、通常祈願ガチャ(落桜の道、竹林の道)には一切入手できない。また、信仰交換は出来るものの、通常の雀士キャラクターの2倍相当となる300信仰が必要である。
ちなみに、その雀士キャラクターは通称「四貴人」と呼ばれており、苗字に方角が入っている。
2023年8月17日現在、3人の雀士キャラクターが公開されている。
コラボキャラクター
いずれもコラボイベント限定で配布またはガチャで獲得できたキャラクターである。イベント終了後は入手不可能であるため、注意が必要である。
(クリックまたはタップで展開)
軽之文庫
ライトノベル投稿サイト「軽之文庫」とのコラボ。コラボイベントとしては唯一、イベントクリアの景品として配布されたキャラ。
咲-Saki-
アニメ『咲-Saki- 全国編』とのコラボ。コラボイベントは2回開催された。イベントでのガチャキャラ。
- 宮永咲 (CV:植田佳奈)
- 原村和 (CV:小清水亜美)
- 天江衣 (CV:福原香織)
- 宮永照 (CV:中原麻衣)
- 竹井久 (CV:伊藤静)
- 福路美穂子 (CV:堀江由衣)
- 新子憧 (CV:東山奈央)
- 園城寺怜 (CV:小倉唯)
賭ケグルイ××
アニメ『賭ケグルイ××』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
アカギ~闇に降り立った天才~
アニメ『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
かぐや様は告らせたい - ウルトラロマンティック -
アニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
コードギアス 反逆のルルーシュ
アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
劇場版『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 名前のない少女』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (CV:門脇舞以)
- 美遊・エーデルフェルト (CV:名塚佳織)
- クロエ・フォン・アインツベルン (CV:斎藤千和)
- ギル (CV:遠藤綾)
ブルーアーカイブ -Blue Archive-
Yostarが運営するオンラインゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』とのコラボ。イベントでのガチャキャラ。
余談
関連項目
- 麻雀
- Yostar
- じゃんたま(アニメ)
- ゲームのタイトル一覧
- ちんぽにゃ
- ぽんのみち(アニメの制作に関わっており、アニメ内にも登場する)
大会
公式テーマソング
外部リンク
脚注
親記事
子記事
- 明智英樹
- 一ノ瀬空
- 一姫(雀魂)
- イブ・クリス
- エイン(雀魂)
- A-37(雀魂)
- 北原リリィ
- KR-976
- KR-976型人工知能
- 斎藤治
- サミール(雀魂)
- 四宮夏生
- 四宮冬実
- 白石奈々
- ジニア(雀魂)
- ジョセフ(雀魂)
- 涼宮杏樹
- セイラン(雀魂)
- ゼクス(雀魂)
- 東城玄音
- トルバドゥール(雀魂)
- 七海礼奈
- 二階堂美樹
- ハンナ(雀魂)
- 姫川響
- 藤田佳奈
- 福姫(雀魂)
- 三上千織
- 南楓花
- 未来(雀魂)
- 森川綾子
- 袁楓
- ライアン(雀魂)
- 嵐星
- リン(雀魂)
- 琳琅
- ワン次郎
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