プルーンとは、ボンバーガールに登場するキャラクターである。担当声優は高橋花林。
概要
大人気ボンバーアイドルユニット
「プリティ・ボンバーズ」の裏リーダー。
働きたくない、やる気も無い、でもチヤホヤされたい。
なまくらアイドル・プルーンの明日はどっちだ!?「や~れ~ば~い~んで~しょ~~?」
趣味:基本なんもしたくない人種なんで、オフの日は家で果てしなく寝てまス…
好き:プルるんみたいな社会不適合者クズ人間にも優しくしてくれる人…
嫌い:仕事と陽キャ…あと地道な努力と着実な成長とそれに見合った達成感…
(公式サイトより)
2021年6月11日の公式漫画で姿は見せなかったものの初登場。イラスト担当の仕事が忙しかったためかボンバーマンガの更新が2か月近く滞っており、復活第一弾の話がこれだった。翌週の漫画でデフォルメ版の絵が登場し、翌週月曜日に公式イラストが公開された。2021年6月24日実装。
プリティ・ボンバーズから3人目の登場となり、自称裏リーダー。あくまで自称であり、自らメンバーと名乗ることもある。ナースがモチーフで衣装も看護師風のデザインにアレンジされている。得物は先行のモモコやパインのポテトマッシャーと違い注射器。なおパイン並みのものをおもち。
基本的に仕事嫌いのサボり魔。公式イラスト初公開時のコピーでも「只今退散~」と逃げる気満々。良くも悪くも自分の欲求を素直にさらけ出すタイプで、後で休むためならその場の仕事などに全力を出す。そのためにはプライドなどなく、土下座や相手の靴を舐めることも躊躇しない。しかし自分の要望が通らないとわかると途端に悪態をつく。
マスターのことを「ボス」と呼ぶ。一人称は「あたし」及び「プルるん」で、タメ口時の口調はやや男性よりの中性的なもの。更に普通の敬語に加え時折「~ス」「~でス」といった砕けた敬語も使う。使い分けが多くて二次創作が大変そう。
戦闘中のチャットやボイスは「アイドルスイッチのONのもの」と「OFFのもの」があり、テンションの落差が激しい。OFFのものにはヤケになったようなきたない(いい意味で)ものも散見される。
名前が公開されてから実装前後まで、ミキプルーンネタでいじられる傾向が目立った。
誕生日イベントのプレイ数カウント画面の舞台が自宅らしき場所なのだが、やはりというかかなり散らかっており、脱ぎっぱなしの服(流石に下着は落ちていないが)や食べかけの菓子が散乱している。
いちおうロボット掃除機も映っている。この状態では落ちているものに引っかかってまともに機能しなさそうなものだが……。
ゴミ箱には丸めたティッシュが積まれている。花粉症なのだろうか。
本作はプリティ・ボンバーズのメンバー向けのTシャツアイテムが登場しているが、なぜかシャツに書かれている言葉が労働関連で世知辛い。モモコ仕様は「有給」で、パインは「賞与」。これになぞらえプルーンは「休業」だった。モモコが有給なので恐らく無給休業。
誕生日は11月26日に設定されている。単純に「いいプルーンの日」ではあるが、キャラクターの性格から考えて1975年の国鉄労働者スト権スト決行日も元ネタの一つでは?という深読みも。
ゲームにおいて
ステータス | HP | BOMB(初期 / 最大) | FIRE(初期 / 最大) | SPEED(初期 / 最大) |
---|---|---|---|---|
特大 | 2 / 3 | 1 / 4 | 2 / 5 | |
スキル | スキル1 (使用可能レベル) |
スキル2 (使用可能レベル) |
追加スキル (使用可能レベル) |
追加スキル2 (使用可能レベル) |
ウォール・プルーン (Lv1) |
癒しのお注射ボイス (Lv5) |
スタンポイズン (Lv2) |
? |
プルーンはブロッカーの中でも、
少し先にブロック配置できたり、少し離れても回復ができるボンバーガール。
そのリーチの長さを効果的に使えるポイントを利用して
敵の侵攻を遅らせたり、施設や味方を回復しよう!
(公式サイトより)
プリティ・ボンバーズのメンバーで初めてソフトブロック配置スキルが1つだけかつ横置きで、その代わりに防衛スキルを持ったキャラクター。
ソフトブロックの配置方法も若干癖があるため、スキル後の長い硬直も他のブロッカーと同じ感覚で使用すると後逸しやすい。しかし独自の置き方が可能で、アクア同様くらい抜けやアタッカーの無敵抜けをブロックで止められるなどボトルネックでの攻防の強さはピカイチ。
回復スキルは範囲ではなく射線上というのも特徴。貫通して飛ぶ上に狙いはアバウトでもよいが、明後日の方以降に飛ばしてしまう当て損ねて無駄撃ちになってしまった場合は目も当てられないため、落ち着いて使用したい。ただしブロッカーで唯一自分が回復できない。必然的に高度なHP管理を求められ、帰還も多くなるだろう。
スタンポイズンは相手をスタンさせられる範囲攻撃はブロッカーでは初のスキル。ツガルのアップルスタンサイダーと異なり短スタン。
全ガールで初の、敵へダメージを与えることができるスキルを一切持たないガール。とはいえモモコやパインの極上ウォールもダメージ目的で使用されるのは稀なため、運用上の問題は少ないか。
ベース外からベース内へ強く干渉する手段を複数持つ唯一のブロッカーであり、回復の高い回転率も合わせ独自性が極めて高い。
逆に言えば彼女独自の運用感を掴む必要がある。幸い追加スキルは運用上大きな役割がないため、ブロッカーメインであるなら入手後に積極的に練習していきたい。
スキル
- ウォール・プルーン
- 癒しのお注射ボイス
- 3本の注射器をチャージし、その後飛ばすことで、注射器が付近を通過した味方や施設のHPを回復する。
- CTは最大35秒と回復量に対しては短め。チャージに3秒ほどかかるため、撃ちきりに1~2秒かかると考え、36.5~40秒当たり1回と計算すると良いだろう。
- ベースの外からベースを回復できるブロッカーでは唯一のスキル。ブロッカー以外ではパプルが可能だが、回復量はけた違いである。
- エメラのΔスレッドやアサギの秘奥義・大念動波同様、チャージ状況は他プレイヤーにも視認できる。
- また、類似スキル同様、使い切らないと次のチャージは始まらない。
- 他キャラの回復スキルと異なり、狙って当てることで特定の味方のみ回復といったことを行えるが、当たらなかった場合は無駄撃ちになる。
- このスキルを使って自分は回復できない。自身のHP管理が重要になる。
- また他の「ボイス」と異なり移動速度上昇効果がない。
- 他の回復スキルが使おうと思ってから実際の回復まで数カウント必要なものばかりであるのに対し、チャージさえ済ませればスキルボタン一つで即回復が打てることも強み。
- CTの早さや分割して必要なだけ回復が可能なことから、額面上の最大回復効率スキルであるアクアのヴァンパイアキスに対し、こちらは実効上の最大回復効率スキルと言える。
- スタンポイズン
SNSの漫画において
初登場の回でモモコとパインに「間違いなく才能は有るけど人間的にクズ」と言わせるほど人間性に問題あり。スタッフに連れられて登場しようかというところであれこれ適当な理由をつけてドタキャン。シロに物理的なツッコミすら辞さないスタッフに匙を投げさせる程の問題行動を起こした。しかし次週の漫画でしっかり仕返しされている。実装週の漫画でも似た髪色のパプルをスイーツで買収して替え玉にするなどバトルをサボることに余念がない。
初登場回のイントロダクションでプリティ・ボンバーズは4人組のような描写がされた。やはりというかトランプのスートに対応しているようであり、モモコのハート、パインのクローバー(クラブ)に続いてダイヤ。
サボり魔なのは前述の通りで、仕事後にサボるためであれば全力を出し、その仕事ぶりも優秀。パインいわく「後でサボっていいを餌に働かせる」のがプルーンの操縦方法らしい。以上の流れを見たシロンからの第一印象は「めんどくせぇ」。なお本気を出したコマではボムを4つ投げていた、ブロッカーのボム上限は3個のはずだが……(実際ゲーム中でもボムの上限は3)。またちびっ子相手の営業でもアイドルとしてのスイッチを入れるらしい。
実際のリーダーはモモコであると認識しており、彼女のことを姉御と呼んでいる。アクアもこんなメンバーを率いて活動しているモモコをちょっと尊敬している。モモコに憧れてアイドルになったものの、ナースのコンセプトでデビューするために世界最年少で医師免許をイヤイヤ取得。むしろそっち方面で取材が殺到したらしい(なおアイドル活動には特に必要なかった)。知能に関してはパインからも「パイにゃん級」と認められている。プリティ・ボンバーズのメンバースペックの異常さと、それを束ねるモモコの苦労が偲ばれる。
漫画とは言え、ボンバーバトルの定義に初めて正面から突っ込んだ。
プルーン「女の子がバクダンとかナイフとかビームとかチェーンソーで倒し合うなんて正気じゃね~よ~っ!」
シロ「ホンマや」
オレン「今気付いてんなよ」
(2021年6月18日公式SNS掲載の漫画より)
キレた時の攻撃は指での突っつき連打。初登場時にスタッフとモモコに繰り出したが全く痛くない模様で、どうやら本気で突いているわけではないらしい(擬音も「プニ」と柔らかい)。本気で突っついてあの威力の可能性もあるが……。
注射の効果はすさまじく、転んで負傷したシロンが一瞬で全快した上にムキムキになった。薬品の成分はどうなっているのだろうか。
初登場回では絡みがなかったが、大先輩や超先輩に対しても同じような対応をとるのか。またブロッカーの宿命である真冬の水着はどうなるのか、興味は尽きない。特に冬の水着はアイドルの超先輩がやってしまっているので同路線のプルーンは絶対に断れない。
関連動画
関連項目
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