目がハートとは、キャラクターの目がハートになっているさま、または瞳にハートが映っているさまのことである。目にハート、ハート目とも。
概要
キャラクターの目がハートになる、あるいは瞳の中にハートを付して描く表現は、漫画やアニメにおいて恋愛感情の一つの表現として確立されている。
このうち、目そのものがハートに変わる表現は男性キャラクターやデフォルメされた絵などで採用されやすい。
一方、瞳の中にハートを描く手法は、女性キャラクターを描く際に採用されやすい。日本のいわゆる萌え絵は目や瞳を重要視する傾向にある。その瞳の中にハートを付加することで、キャラの表情を崩すことなく慕情を強く表現したり魅力的に描いたりできる。催眠や洗脳なども、しばしば女性キャラクターの瞳にハートを映すことで表現される。シンプルな手法ながら汎用性があるといえる。
なお、16世紀にミケランジェロによって製作された彫刻、ダビデ像の瞳の形もまたハート形である。しかし、ハートマークは18世紀に誕生したものであり、偶然だと考えられる。これはペルタという、瞳に明暗と立体感を持たせる手法。本来は円形や半月形に彫られるが、ダビデ像のみハート形となっている。余談だが、イタリアフィレンツェのアカデミア美術館では、ダビデ像の目線の先にはちょうど女性の裸体の絵画が展示されていた。[1]
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関連項目
脚注
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