Hideki Saito(日本語表記:斉藤英樹)は、米国在住のエンジニア、VTuber、3Dモデラー、ライター、作曲家である。誕生日は11月29日。
計算機協会(ACM)終身会員、アメリカ無線中継連盟(ARRL)終身会員、米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)会員
来歴
20年来ゲーム業界に所属し、開発会社、パブリッシャーなどで開発、開発管理などを担いそういう意味では開発、営業、広報、はては財務まで幅広い業務に携わってきた。現在は某ゲーム会社で翻訳系システムの保守、開発を担当するエンジニアとして勤務。ちなみに好きな言語はC#。ツールは主にJetBrains系を使用する。
翻訳者、通訳者としての顔も持つ。使用する翻訳支援ツール(CATツール)はmemoQ。
VTuber・配信者として
「創造性と知性の活性化を応援するVtuber」(2023年9月以後のテーマ)
VTuber(バーチャルYouTuber)としては、HidekiVCastの枠でイベントなどの配信を行っており、全ブースを巡る配信は過去にバーチャルマーケット(5、6、2021)、クロスマーケット2、パラレルマーケットで実施しているほか、単発の配信としてVRC技術市やミクランド、バーチャル魔法市3、ファンタズムセブンからの配信も行った。配信スタイルとしては単独で回り、コメントをつけていく比較的ストイックな内容となっている。時差の関係から配信時間は日本時間正午付近が多く、ながら視聴などで配信に注視できることができない視聴者のために音声による情報量を多めにするような配信を目指している。アーカイブ性も意識したつくりとなっている。
ニコニコにおいては主にバーチャルキャストを使用した配信の他、顔出し配信も行っており、また、YouTubeでの配信や動画のミラーを行っている。
今後注力していきたいエリアとしてはVRイベントの紹介、各種ツールの紹介・講習、VRを使った楽しみ方の紹介など。
活動としては俯瞰的にVRを豊かにする活動をしていきたいというスタンスから、「外縁系VTuber」と自称することもある。
本業がエンジニアである点や、3D制作のノウハウを生かしたコンテンツ作成系のVtuberでもあり、これまでにも制作系のプロジェクトにも携わっている。
イベントなどへのブース展開も積極的であり、後述のように多数のイベントに出展を行う。また、NTT DOORの広いユーザーカバレージに魅了され、イベント出展などに連動してレプリカブースを制作するなど、「VR as a Life Style」コンセプトとして、誰もがアクセス可能なVRの提供を目指す。同様にVketCloudなどでのコンテンツ公開にも取り組む。
前述の居住地による時差の問題や、また配信スタイルから、コラボ配信などは積極的ではなかったため、皆無ではあったが、他配信者の配信に参加、他者がホストする配信[2]に登場することも徐々に増えてきており、今後は他のVtuber、配信者とのコラボなどを増やしていきたいと考えている。[3]
歌唱動画なども公開しており、多角的な展開をしていきたいと考えている。
本業との兼ね合いもあり、ゲーム実況などの配信(特に家庭用ゲーム機)に関しては消極的であるものの、VRゲームや、VRMなどを使用したPCゲームなどの紹介などは行うことがある。[4]
2021年10月1日、V-Clanに加盟。上記の通り、実質的な活動は行っていたものの、この日をもってVtuberとしての活動を正式に開始したとしている。
2022年3月9日よりSTYLYでの執筆活動も開始し、2023年初頭までBlenderなどの解説記事を掲載していた。
2023年9月にテーマを刷新し、「創造性と知性の活性化を応援するVtuber」という位置づけに切り替えた。とはいえ、活動内容の変更は少ない。エンターテイメント性から、情報性に比重を移し、テレビでいうところのEテレのような内容を目指す。
以前のテーマ
活動当初は「外縁系Vtuber」としてVRを俯瞰に取り上げるテーマとしていた。
「VRを楽しく豊かなものにしたい!」
「明後日の方向から、ど真ん中にストライク!」
プロジェクト
様々な企画、プロジェクト、イベントに出展・参加する。(括弧はプラットフォーム)
- バーチャルクラフ特区(NTT DOOR)
- 春キャスマーケット2021(バーチャルキャスト)
- ロズヴィータのバ美肉ライブ(VARK Light Stage)
- クラフ特区ファンタジー(NTT DOOR)
- 夏キャスマーケット2021(バーチャルキャスト)
- バーチャルマーケット6(VRChat)
- NeosFesta3 (NeosVR)
- バーチャル魔法市3(VRChat)
- パラレルマーケット(VRChat)
- クラフ特区O-City (NTT DOOR)
- 秋キャスマーケット2021(バーチャルキャスト)
- バーチャルマーケット2021(VRChat、公認配信も実施)- Vket2021公認配信者、Vket2021ツアーコンダクターとしても活動
- エピト3周年記念ライブ「Eito Mizuki LIVE TOUR 2022 Love Delivery Man」 - ステージプロップ、環境プロップ、デジタルアイテム制作等
- 冬キャスマーケット2022(バーチャルキャスト)
- バーチャル魔法市4(VRChat)
- 春キャスマーケット2022(バーチャルキャスト)
- 夏キャスマーケット2022(バーチャルキャスト)
- バーチャルマーケット2022 Summer(VRChat、公認配信も実施)
- NeosFesta4(NeosVR、アンバサダーとしても活動)
- 秋キャスマーケット2022(バーチャルキャスト)
- バーチャルマーケット2022 Winter(VRChat、公認配信も実施)
- 冬キャスマーケット2023(バーチャルキャスト)
- 春キャスマーケット2023(バーチャルキャスト)
- バーチャルマーケット2023 Summer(VRChat、公認配信も実施)
- たねケット(バーチャルキャスト)
- 夏キャスマーケット2023(バーチャルキャスト)
また、ファンタズムセブンにもアセット(ファンタズム)を投稿した。また、ファンタズムセブンアンバダダーとしての配信も行った。
HidekiVCast
HidekiVCastは、Hideki SaitoがVTuber活動をするにあたり使用している名義(組織名)の一つである。性格的には個人ブランドに近い。そのため、多くの場合HidekiVCastはHideki Saitoの活動をほぼ同位である。そのため、実質的にはいわゆる「個人勢」である。
HidekiVCastは、触媒的な活動をテーマにしており、多角的なアプローチの活動を目指している。尚、HidekiVCastの活動スローガンは「A catalyst of all the things VR」である。
HidekiVCastは、本人は「ヒデキ・ヴィー・キャスト」と呼んでいることが多いが、「V」の部分はアクセントとして見立てることもでき、「ヒデキ・キャスト」も正解であるとされる。
詳しくはHidekiVCastを参照されたい。
その他の出演
VRユーザーとして
バーチャルキャストでは前述のように配信ツールとして使用しているほか、凸も行っている。特に「すずめのお茶処」に凸することが多い。
VRChatでは実名顔出し(ユーザーアイコンで)活動する数少ないVRChatユーザーである。[7]
レギュラーな活動としては概ね日本時間の日曜日、月曜日のQuestラジオ体操部(7:30~)、Questマッチョ部(8:05~)、バーチャルokinawaで開かれるラジオ体操(8:00~)に出ていることが多い。(以前は特に月曜日はQuestラジオ体操部の後にぱんだと体操に出演していた。)
また、Cafe Q(毎週土曜日21時54分~22時30分ごろ)や、Quest初心者交流会(毎月最終土曜日・日曜日21時00~)にいることも多い。
なお、ぬっこファミリー。
アバター
2021年5月にセシル変身アプリ(有料先行版)をアバター制作パイプラインに導入し、オリジナルアバターであるロズヴィータを使用している場合が多い。ご想像の通り、バ美肉であるが、ボイスチェンジャーは特に使用していない。
尚、配信においてはロズヴィータ誕生以前においてはVRoidベースの男性アバター(本名そのまま「斉藤英樹」と呼称、身長や容姿なども近い)や、その他いくつかのアバターを出演キャストとして併用していたが、Vtuberデビュー以降は一部プラットフォームを除きロズヴィータへの一本化がされた。
他にもアバターは保有しており、最近ではプライベートにおいてはLantana氏によるアバターTeaを改変したものを使用していることも多い。Itetsu氏によるアバター若希もVketブースで紹介するなど、気に入っているアバターの一つである。
特定のVR環境に特化した機能をアバターに盛り込むことは比較的消極的であり、環境を問わず、同じアイデンティティーで活動することを最優先としている。そのため、VRMアバターを主に使用している。
イベントスタッフとして
- シアトルで行われるSakura-Con(サクラコン)の日本人来賓担当マネージャーとしての活動も20年来継続している。(2001年より。2020年、2021年は新型コロナウイルスによりイベント自体が中止。)
その他
- 趣味はカラオケ、アマチュア無線、アニメ等。アマチュア無線は米国FCCエキストラ級を保持。
- 2020年7月に東雲めぐの素晴らしさを知り、最推しであり、めぐるーまー(東雲めぐのファン)を自認する。
- ホロモデルの作品を大量に投稿しているヘビーユーザーであり、Twitterなどで見ることができる。主にホロモデルと3GCGを組み合わせた作品を手がける。
- Blenderは黎明期からのユーザーであり、GPL化のクラウドファンディング(当時、この言葉はまだなかった)の名簿にも名前を残している。
- 曲りなりとも音楽の制作も手掛けており、ASCAP(日本でいうJASRACのような組織)の正会員であったりする。(尚、ASCAPは信託楽曲を選択可能であるため、最近では信託していない曲も多い。)また、ISRC(国際標準レコーディングコード)のプレフィックス割り当てを受けており、自分の楽曲に限り、自由に付番する権限を保有している。(年間99999曲まで付番可能)
- 筋トレなどの運動は、定期的に行っている程度のガチ勢だったりする。主にインターバルトレーニングやヨガなどを楽しんでいる。実は昔は運動は結構苦手だった。
- ローカルテレビ局KING5の番組で少しだけ声の出演をしたことがある。
- RiBLA Studio(旧称AniCast Maker)「ライザたちとひと夏の思い出」ショートアニメコンテストでガスト賞を受賞。[8]
- 妙に容姿が似ているキャラクターが某アニメに登場している。(詳しくは末尾の関連記事を……。)
メディア出演など
- 2021年12月4日 日本テレビ ズームイン!!サタデー (映像のみ)
私生活
アセクシャルに近いデミセクシャルと自認する。政治や自身に絡んでこない限りは宗教を全否定するわけではないものの自身は無神論者であり、世俗的ヒューマニストを自認する。ドグマを排しているということであり、宗教から学び取れるものがないとは考えておらず、いわばユニタリアン・ユニバーサリズムの考え方に近い。
特定の政党に所属しているわけではないものの、政治観としてはリベラルに傾く。(日本でいうリベラルとは大きく異なっていることには注意。)
関連動画
関連コミュニティ・チャンネル
関連リンク
関連記事
クイズ
脚注
- *発表ツイート
- *例としてはバーチャル魔法市3の開会式・閉会式、パラレルマーケットにおけるインタビューなど
- *コラボに特化した情報サイトも公開している。
- *その基準はゲーム配信可否判断基準としてまとめられている。
- *告知ツイート
- *本人によるツイート
- *尚、2021年9月まで東雲めぐの画像と組み合わせた顔出し画像を使用していたが以後はメインとして活動に使用しているロズヴィータの単独アイコンにしていることが多い。これはVtuberとして活動を高めているにあたり、混乱を防ぐための配慮の意味がある。
- *結果発表
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