「部隊の皆さんおはようございます。騎士のお姉さんです(※)」
概要
「騎士のお姉さん」とは、お姉さんの人ことホタ氏による「Mount&Blade2:Bannerload」のゆっくり実況シリーズ及び、主人公のお姉さんの通称。
架空の中世世界を舞台にしたアクションシミュレーションゲーム「Mount&Blade2:Bnerload」を題材にしており、家族を失い天涯孤独となってしまった元村娘の主人公が、自身の願いのために戦乱の世界で身を立て出世していく過程を描いている。
ゲームではキャラエディットでプレイヤーの過去の設定などを細かく決められるためか、動画内でもそれまでの歴代お姉さんシリーズと比べても主人公たちの設定が細かく決められており、ストーリーも重視したつくりとなっている。
全67話(ニコニコ動画版では最終話は前後編に分割)。YouTubeでも投稿されており、旅立ち前の主人公の姿を描いたプロローグ等の幕間話を追加した総集編もそちらに投稿されている。
主な登場人物
ズヴャルサ(お姉さん)
元はカルラディア大陸北部の国スタルジア領内のサフナという小さな村の畜産家の娘だったが、家畜を売りに遠出していた両親が賊の襲撃に会い死亡。それを切っ掛けに弱者を守る力を欲するようになり、村で隠居生活をしていたケヌケンティウスに師事し、クラン「ズヴャノヴィング」を立ち上げる。
少人数での私設部隊として始まり、次第に頭角を現し周辺各国に一目置かれる傭兵部隊として名声を上げていき、52話で祖国スタルジアに正式に仕官。貴族となる。スタルジアと大陸東部の国クーザイトとの国境地帯を自分の領地にし、サフナ村を守る防壁となることを目標としており、クーザイトとの戦争の末、見事66話までにクーザイトをボコボコにして目標を達成する。その後の南帝国との戦争でも自軍の数倍の兵数に勝利するなど多大な貢献をしている。
性格は歴代シリーズのお姉さんと同様に、基本は真面目で優しいお人よしなのだが、すぐ調子に乗ったり、興奮すると周りが見えなくなったりという一面もある。殺し合いを生業としている割には非情になり切れない部分もあり、一時期は自軍の戦死者が出た時にはかなり敏感になっていた。そういった面が結局バナーナイトの勧誘の失敗に繋がってしまったことも。
ケヌケンティウス(お師匠)
元は分裂前の帝国で軍人をしており、引退後はサフナ村で漁業をしながら隠居生活をしていた。ズヴャルサの父とは現役時代からの戦友。孤児となったズヴャルサの面倒を村の皆と共に見ようとしたのだが、彼女はクランを立ち上げることを決意すると遺産を処分してケヌケンに弟子入りを懇願。断り切れずに彼女の目付け役として共に旅立つ。当初はズヴャルサがすぐに諦め村に戻ると思っていたが、結局彼女は大成功してしまい、66話で村に帰省した時には同様にタカをくくっていた村人たちに怒られていた。
師としては厳しいが、優しいズヴャルサが殺し合いの世界に身を置くことを内心では快く思っておらず、遠回しに戦いから手を引くように進言することもある。
本名は劇中でのお師匠の回想シーンなどで判明している。YouTube版の総集編で追加されたプロローグでは、まだ村娘だったズヴャルサに「ケヌケンおじさん」と呼ばれていた。
スタルジア兵士・戦列破壊兵
ズヴャノヴィング旗揚げ当初からの古参兵たち。
スタルジアの田舎出身の同郷の仲であり、お互いを「相棒」、ズヴャルサを「団長」、ケヌケンティウスを「ダンナ」と呼ぶ。
ズヴャルサとは彼女が仕官し貴族となった現在でも半ば友達感覚。なんだかんだで元々その日暮らしを送っていた自分たちを取り立ててくれたことには感謝している。
初期のころに興奮したズヴャルサが無意識に叫んだ「ワンワーン!」という勝ち名乗りを気に入り、それを広めようとしている。
バナイット(バナーナイト)
大陸西部の国ヴランディアの国王ダートハートに仕えるヴランディア・バナーナイトの一人である女騎士。主要人物の中で唯一ズヴャノヴィングの所属ではない。
ある闘技大会でズヴャルサの活躍を目にして以降、彼女に興味を抱き交流するようになる。やや百合的な思考を持つ。ズヴャルサの方も彼女を気に入り、彼女をスカウトしたいと考えるようになり、彼女を獲得するまでは他のバナーナイトを採用しようとしなかったほど。
騎士業のほかにも密偵も指揮しているらしく、「目」と呼ばれる配下で常にズヴャルサを半ば趣味で監視している。
49話でズヴャノヴィングとの戦いに敗れ捕虜となり、ズヴャルサの勧誘を受ける。彼女自身はまんざらでもなかったのだが、ダートハート王への忠義を捨てられなかったことと、ヴランディアとの戦いにズヴャルサが躊躇うようになったことで共に歩むことはできないと判断。ズヴャルサも無理に引き止めることはできず、解放され国に戻っていった。ただし、ズヴャルサに幻滅したわけではなく、お互いに成長し戦場で再会することを約束している。
66話で大成したズヴャルサの偵察という名目で再度登場。偵察という割には堂々と彼女たちと同行する。ズヴャルサに勧誘されては流すのは最早お約束。最終回では南帝国の大部隊を破ったズヴャルサが祖国へのさらなる脅威となったのを実感し、報告とライバルとの決着の準備のため帰国。物語はスタルジアとヴランディアとの開戦後、約束通り戦場で出会った二人が勝負に挑むところで終わっている。
本編中では終始「バナーナイトさん」「騎士のネーチャン」等と呼ばれていたが、YouTube版の総集編で追加された幕間エピソードで本名が判明した。
関連動画
関連項目
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